9月の連休、夜の気温が20℃前後まで下がるようになってきました。
そこで今回は、車中泊仕様ではない普通の軽・ミライースで、クーラーなし・窓用の換気扇と扇風機だけで一晩過ごせるのかを試してきました。場所は神戸。温度計を持っていって、夜と朝の車内を測っています。
結論から言うと、夜23:53で車内24.0℃・湿度53%、朝6:18で23.7℃・湿度70%。クーラーはもう要りませんでした。ただし換気と扇風機はまだ要る、というのが正直な感想です。
この記事でわかること
- 9月の秋の車中泊で、クーラーなしでも寝られるのか(車内温度の実測つき)
- 換気扇と扇風機は、まだ必要なのか
- 換気していると、軽自動車でも結露はどうなるのか
- 車中泊仕様ではない軽のセッティング・撤収にかかる時間と、不便なところ

なぜミライースで秋の車中泊なのか
本当は今回、2台目の車中泊車として買ったキャロルの納車回になる予定でした。ところが、2名乗車にする構造変更に意外と手間取っているそうで、納車が遅れるかもしれないという連絡が入りました。
ちょうど神戸で打ち合わせがあり、終わるのも遅くなりそうだったので、夜中に帰るよりは車中泊しようと。そこで今あるミライースで、秋の車中泊を検証することにしました。
ミライースは車中泊仕様にはしていません。積んでいったのは、これだけです。

- ミライース用の車中泊ベッド
- ベッドの上に敷く長座布団と、シュラフ
- 目隠しのシェード(前後あわせて6枚)
- 窓用の換気扇と、HAGOOGIのバッテリー扇風機
- 温度計
キャロルはこれから車中泊仕様にしていきます。だからこそ今回は、何も作り込んでいない軽で車中泊すると、どこが不便なのかもしっかり見ておきたいと思いました。
出発時は23℃。夜は20℃の予報
夕方に出発して、加古川バイパスへ。普段の平日ならまず混まないところなんですが、連休の夕方はよく渋滞します。この日も高砂から加古川にかけて、めちゃくちゃ混んでいました。

このときの気温が約23℃。夜は20℃くらいまで下がる予報でした。これなら換気なしでも快適に寝られるんじゃないか。本当に換気が要るのかを、温度計で確かめていきます。
三宮で食事をしてから、車中泊する場所を探しに出発。この時点の予報は21℃で、体感はかなり涼しかったです。
※今回は、車中泊が許可された場所ではなく、24時間使える駐車場やパーキングエリアを自己責任で使っています。注意されたら移動する前提です。車中泊をするときは、その場所のルールを必ず確認してください。
三宮で停めた駐車場もトイレ付きで、泊まれなくはなさそうでしたが、あまりに市街地すぎるのでやめました。
メリケンパークは「車中泊地適正20点」で断念
向かったのはメリケンパーク。ライトアップされたポートタワーが目の前に見えてきます。

夜景は本当に最高です。ポートタワーがあって、向こうにはモザイクの観覧車。景色だけなら最高の車中泊地です。

ただ、夜11時でも人が多すぎる。フットサルをしている若い人たちもいて、公園の中にずっと人がいます。うるさいバイクも結構走っていました。24時間使えるトイレもあるにはありますが、駐車場からはかなり遠いです。

私の判定は100点満点中20点。ここで車中泊するのはやめて、移動することにしました。メリケンパークで泊まらなかった理由は、サブチャンネル「ずんだ車中泊」で詳しく話しています(記事の最後に動画を貼っています)。
垂水パーキングエリアで車中泊セッティング
時刻はもう23時。第二神明の垂水パーキングエリアへ移動しました。連休中なので、車はかなり多めです。

アルファードなら後ろに移動するだけで寝る場所ができますが、ミライースはここから車中泊できる状態を作らないといけません。シェードを貼って、ベッドを組む。この時間がとにかくめんどくさいんです。
助手席のヘッドレストが、思ったよりネックになりそう
動画にコメントをいただいたんですが、助手席のヘッドレストがベッド作りのネックになりそうです。

後部座席を外して助手席をリクライニングすれば、背もたれがもっとガバッと倒れると思っていました。ところがリクライニングがストッパーで止まってしまう可能性が出てきました。そうなると、このヘッドレストの高さに合わせてベッドを作るしかありません。キャロルのベッドはこれを念頭に置いて作っていきます。
目隠し6枚が、いちばんめんどくさい
エンジンを切ると、涼しいのは涼しいんですが、扇風機がないときつい。多少の換気も要りそうです。隣に停まっていた車中泊の車も、窓を開けて網戸にしていました。
まずは目隠しから。前後あわせてたった6枚なんですが、これが本当にめんどくさい。車中泊地に着くたびに全部の窓をシェードで覆うのは、正直しんどいです。

ようやく完成。ただ、吸盤のシェードが普通に落ちてきます。特に後ろのシェードがよく剥がれました。

だからキャロルでは、前はカーテン、後ろは吸盤ではなくはめ込み式のシェードにします。これ一択です。後ろは常にシェードをしている状態にしておきたいと思います。
換気扇と扇風機で、空気を回す
今回の換気の仕組みはシンプルです。
- 換気扇を窓に挟み込む(まわりの隙間は全部埋める)
- 反対側の窓を少しだけ開ける(網戸は忘れました…隙間から風が入ります)
- 扇風機で車内の空気をかき混ぜる

セッティング直後、23:53の車内は24.0℃・湿度53%。数字だけ見ると過ごしやすいんですが、換気をしないで締め切ると、ちょっとムシッとするんです。締め切って寝るのは無理じゃないかな、と思うくらいでした。

なので、9月のシルバーウィーク時点での私の体感としては、これくらいの換気と扇風機は、まだ要るという結論です。
長座布団の下に枕を入れて、頭側を高く
今回はちゃんと長座布団を持ってきました。長座布団の下に枕を入れて、頭側が少し盛り上がるようにしています。これで枕なしでも寝やすくなります。
このミライース用の車中泊ベッドは、よく見ていただいていて、買った方も多いと思います。ただ、こういう工夫をしないと寝心地はかなり厳しいです。

それから、ベッドの高さが助手席のヘッドレストより約10cm高くなっています。これだとベッドが高すぎて、寝る以外に何もできません。キャロルのベッドはここから10cm以上低くして、腰掛けられる高さにしたいと考えています。
軽を仕切ると、秘密基地感が出ていい
喉が渇いたので近くのコンビニで飲み物を買ってきて、ハンドルテーブルを出してひと休み。軽の車中泊は、ハンドルテーブルがないと成り立たないと思っています(キャロルでは、これがなくても後ろにテーブルを置けるように考えています)。

車内は24℃を保っていて快適です。換気しているので、意外と空気が回っている感じがあります。
垂水PAも車は多いんですが、軽をこんなふうに仕切ると秘密基地感が出て楽しいですね。アルファードとはまた違う良さがあります。
夜0時11分、就寝
夜中の0時11分に就寝。6時か6時半に起きるので、6時間は寝られそうです。
この日はライトを忘れてしまったんですが、HAGOOGIの扇風機にライト機能が付いていて助かりました。

隣の方も軽箱で車中泊されていて、少し挨拶しました。もちろんアイドリングはしていません。マナーを守って、ゆっくり休みましょう。
虫除けには、虫の嫌いな超音波を出すタイプを使っています。ベッドは乗せるだけなので少し不安定ですが、足を伸ばして寝られるだけで十分です。
朝6:18、車内は23.7℃・湿度70%
おはようございます。よく寝られました。

朝の車内は23.7℃・湿度70%。夜から0.3℃下がって、湿度は17%上がっていました。

換気扇は途中で止まってしまったんですが、それでも問題ないくらい。というのも、朝方は寒いくらいでした。昨日は掛け布団なしで寝ていたので、掛け布団はあった方がよかったです。
とはいえ、寝るときはちょっとムシッとしていたので、換気と扇風機の環境を作っておいてよかったと思います。なかったら、たぶん暑かったです。
クーラーはもう要らない。本当に秋が来たなと感じる、いい検証になりました。
ベッドに座ると、頭が天井に当たる
朝、ベッドに腰掛けてみました。頭を少し下げているんですが、それでも余裕で天井に当たります。

私の身長だから座れているだけで、背の高い人には無理な高さです。キャロルではこのベッドより低くして、ベッドを椅子として使い、机を置いて食事ができるようにしたいと思っています。
換気していたので、結露はほとんど出なかった
窓を見てみると、ちょっとだけ結露していますが、ほとんど出ていません。一晩中換気していたおかげです。

換気していなかったら、めちゃくちゃ結露が出ていたと思います。特に軽のような小さい車は空間が狭いので、換気はかなり重要。アルファードより大事なんじゃないかと思います。
使ってよかったもの・正直なところ

よかった点
- HAGOOGIの扇風機:引っ掛けるタイプでライト付き。サーキュレーター代わりにもなって、めちゃくちゃ重宝しています
- 窓用の換気扇:設置は窓に引っ掛けるだけ。軽くてコンパクト。小さい車内なら十分使えます
- 虫除けの超音波:虫が入ってきた形跡はありませんでした
- ハンドルテーブル:これがないと軽の車中泊は厳しいです
注意点
- 換気扇は、換気能力そのものはあまり高くない。小さい車内だから足りる、という感じです
- 換気扇の音は若干うるさい
- 吸盤のシェードは、夜のあいだに剥がれてくる
- ベッドは乗せるだけなので、少し不安定
換気扇は、音は若干気になるものの、キャロルもこれでいいんじゃないかと普通に思えました。
セッティング10分・撤収5分。車中泊仕様でない軽の不便さ
撤収はシェードを外して、布団を畳んで、ベッドを畳むだけ。畳んで後部座席に置いておけば運転できます。ただ、車内が狭いので、片付けという動作そのものが意外と大変です。

今回かかった時間は、撤収が約5分、着いてからのセッティングが約10分。シェードを貼るのは大変ですが、外すのはパッパッと取っていけばすぐ終わります。
ハンドルテーブルも、ポータブル電源も、車中泊のために積んで、着いたら毎回広げないといけない。これがミライースの車中泊のいちばんのネックです。ポータブル電源も椅子の上に置いてあるだけなので、キャロルでは固定する場所を作りたいと思っています。
普通の軽で寝る場所は作れても、過ごす場所はあまりない。ただ、仮眠だけ取れればいいという人なら、明かりとシェードとベッドがあれば十分です。
まとめ|9月・10月の車中泊は、換気と扇風機で十分

朝はコーヒーを飲みながら、今回の感想をまとめました。
もうクーラーは要りません。アルファードからもクーラーを外して、来年までお休みしてもらうことにしました。キャロルに付けるクーラーは、来年また考えます。狭い車内に窓用エアコンを置くのはしんどそうなので、みんなが真似しやすくて使いやすいものを探しているところです。

- 9月の神戸・垂水PAで、夜24.0℃・湿度53%、朝23.7℃・湿度70%。クーラーなしで快適に寝られた
- ただし換気と扇風機はまだ要る。締め切るとムシッとする
- 換気していれば結露はほとんど出ない。軽ほど換気が大事
- 朝方は冷えるので、掛け布団はあった方がいい
- 車中泊仕様でない軽は、セッティング10分・撤収5分。仮眠だけなら十分
結論として、9月・10月に車中泊する人は、扇風機はまだ持っていってください。少し暑さが残る日もありますが、換気と扇風機でまったく問題なくやれます。本当に快適に車中泊できる季節になりました。
今回使ったもの
▼HAGOOGI バッテリー扇風機(引っ掛けるタイプ・ライト付き)
▼窓に引っ掛ける換気扇
▼折りたたみ車中泊ベッド
▼ミライース専用のアルミシェード
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▼動画でも詳しく解説してるで!
メリケンパークで泊まらなかった理由は、サブチャンネルで
同じ夜のメリケンパークの様子と、車中泊をやめた理由は、サブチャンネル「ずんだ車中泊」で詳しく話しています。

