2台目の車中泊車両を、買ってしまいました。
選んだのはN-BOXでも軽バンでもなく、マツダのキャロル。スズキ アルトのOEMで、いわゆる普通の軽セダンです。「え、それで車中泊するの?」と言われそうな車を、あえて選びました。
しかも、最初から計画していたわけではありません。車中泊仲間のおっさん3人で中古車屋さんにたまたま寄ったら、その場で採寸して、見積もりを取って、買うと決めてしまった。今回はその記録です。
この記事でわかること
- 今回買った車(価格・走行距離・装備)
- ミライースがあるのに、なぜキャロルなのか
- 車中泊目線で測った荷室の長さと天井の高さ
- キャロルをどう改造していくかのプラン
- 28万円の軽を2名乗車の車中泊車両にする理由

今回のテーマは「燃費のいい軽四で、自分ひとりが楽しむ車中泊車両」
うちにはすでに、アルファードとミライースがあります。アルファードはこれまでの車中泊のメイン車両で、ミライースは本業の作業車です。
今回作りたいのは、自分ひとりが完全に楽しむための車中泊車両。テーマは2つです。
- 燃費のいい軽四であること
- 軽箱やN-BOXのような“車中泊向き”の車ではなく、「これで大丈夫?」と言われる車をあえて選ぶこと
車中泊に向いた車を改造するのは、もうたくさんの人がやっています。普通の軽セダンでどこまで快適にできるかのほうが、見ていて面白いし、真似できる人も多いと思ったんです。
お店はカープラザBEPPINさん。お目当てはマツダ キャロル
寄ったのは、以前にN-BOXなどを買ったカープラザBEPPINさん。前にも車を買ったお店なので、「こういう使い方をしたい」という相談も気軽にできます。
店内にはN-BOXやデイズルークス、ムーヴも並んでいましたが、私が目をつけていたのはこの車でした。


総支払額は33万円。予算の範囲内です。
ミライースがあるのに、なぜキャロル?
「ミライースを持ってるやん」と思った人も多いはずです。
ただ、ミライースは本業の作業車なので、今以上に手を入れることはできません。仕事の道具を積む車を、ベッドや断熱材で埋めるわけにはいかないんです。
そこでキャロルは、運転席だけ残して、あとは全部車中泊の空間にする。乗れるのは実質ひとり(2名乗車)。そういう割り切った車が1台あったら面白いな、と思いました。

乗り込んでみた。12万キロとは思えない内装
鍵を借りて乗り込みます。まず驚いたのが、スマートキーとプッシュスタートだったこと。エンジンの吹き上がりもスムーズで、中もめっちゃ綺麗でした。

普通のアルトや商用タイプだと、インパネはラジオくらいしか付いていません。この個体はグレードがよくて、装備がかなり充実していました。


- スマートキー&プッシュスタート
- オートエアコン
- 社外ナビ(最初から付いている)
- シートヒーター(なぜか付いている)
- 電動格納ミラー

走行距離は12万1410km。ただ、内装は本当に綺麗で、喫煙車っぽさもありません。仕事で使われていた車で、後ろにはあまり人が乗っていなかったんやと思います。
体の大きなうっちーさんに後部座席へ座ってもらいましたが、全然狭くない。「これを車中泊用に改造するの、もったいないくらいやな」と2人で言うてました。

車中泊目線で採寸してみた
ここからが本題です。本当にこの車で寝られるのか、その場でメジャーを当てて測りました。

後部座席を倒しても、完全にフラットにはなりません。なので、改造するときは後部座席そのものを取り払う前提で考えます。座席がなくなれば、そのぶん床がぐっと低くなって過ごしやすくなります。

後部座席を取り払った想定で、荷室の長さは約124〜125cm。ここに机や冷蔵庫を置くスペースを取って、ベッドに腰かけて食事をする…というイメージなら、ある程度はいけそうです。

天井までの高さは約76〜82cm。私くらいの身長なら問題ありませんが、背の高い人は少ししんどいかもしれません。
一緒にいた仲間からは「内装を取っ払って2名乗車にしたら、高さは1m近く取れる」という意見も出ました。床のパネルも外せるので、鉄板がむき出しになったところに断熱材や板を敷けば、もう少し低くできます。

イレクターパイプでベッドを組んで、その上に座ると天井まで80cmくらい。後ろのほうだけ高さがあって、前は低い。それでも下半身が前に来る分には問題ない、というのがその場での結論でした。
他の車も見たけど、やっぱりキャロル
念のためワゴンRなど他の車も見て回りました(途中でなぜか坊さんの人形を見つけて、ちょっと怖かった)。
ただ、燃費と装備と価格のバランスを考えると、やっぱりこれが一番無難。もともと目をつけていた車だったこともあって、キャロルに決めました。


後部座席は外した状態で納車してもらう
買うにあたって、お店にひとつお願いをしました。後部座席を外した状態で車検を受けて、2名乗車にして納車してもらうことです。
正直、後部座席のシートもめちゃくちゃ綺麗なので、もったいないです。普通の人はあまり真似しないほうがいいと思います。ただ、私の目的は「2名乗車の車中泊車両に改造する」ことなので、ここは割り切りました。

まとめ|28万円の軽セダンが、どこまで車中泊車両になるか
- 選んだのはマツダ キャロル(スズキ アルトのOEM)
- 車両本体28万円+手数料=総支払額33万円・走行12万1410km
- スマートキー・オートエアコン・社外ナビ・シートヒーター付きで内装は極上
- 採寸は荷室長124〜125cm・天井高76〜82cm
- 後部座席を外して2名乗車にし、イレクターパイプでベッドを組む計画
軽バンを車中泊仕様にする情報はたくさんありますが、普通の軽セダンを本気で車中泊仕様にする記録はまだ少ないはずです。
燃費のいい小さな車で、どこまで快適にできるのか。この車がどう変わっていくか、ぜひ一緒に見届けてください。
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この続き|キャロル車中泊化の完成イメージを描いてみた
納車日が決まったので、こんな車中泊仕様にしていくという完成イメージ(構想図)を描いて、ミライースの車内で実測しながら解説しました。後部座席を外しても寝られない問題を「助手席を倒して残す」で解決する計画です。


