どうも、でっきんです!
今回はいつもとちょっと違う「語る回」です。テーマはズバリ「なぜ今、コンパクト軽自動車の車中泊がこんなに支持されるのか」。
私のチャンネルはもともとアルファードで車中泊を発信してきたんですが、ある時ミライースの車中泊動画を出したら反応が全然違ったんですね。YouTubeチャンネルを運営している人間の視点と、実際に両方の車で車中泊してきた人間の視点、両方から本音で深掘りします。
この記事でわかること
- アルファード動画よりミライース動画が伸びた本当の理由
- 物価高・燃料高の今、軽自動車の車中泊が刺さる時代背景
- アルファードとミライース両方乗ってきたからこそ言えるメリット・デメリット
- 車中泊を始める人が最初に揃えるべき3点セット
チャンネルで実際に起きたこと:ミライースの動画だけ反応が違った

私はアルファード(10系・20年落ち)への愛着があって、この車で車中泊する楽しさやDIYの面白さを発信してきました。おかげさまでチャンネル登録者も1万5千人を超えています。
ただ正直に言うと、アルファード向けのグッズ紹介動画は、自分ではいい動画が作れたと思っても再生数がなかなか伸びない状態が続いてたんですね。
ところがある時、気まぐれでミライースに折りたたみベッドを積んで仮眠検証した動画を出したら、再生数が全然違った。しかもコメント欄に来る声が印象的で——
「これなら自分でもできそう」
「自分の車でもいけるやん」
「こういうので良かったんだよ」
アルファードのグッズ動画を見てくれるのは既存の視聴者さんが中心でしたが、ミライースの動画には新規の方がどっと流れてきて、チャンネル登録も一気に増えました。この瞬間に「ああ、そういうことか」と腑に落ちたんです。ベッドの詳細は簡易ベッドキットの完全レビュー記事にまとめています。
なぜ今「普通の軽」の車中泊が刺さるのか
これは単純に、今の日本の空気感と深く関わっていると思っています。
実質賃金は、給料の金額自体が増えても物価の上昇に追いついていない状態。ガソリンも補助金でマシになったとはいえレギュラー150〜160円台、暫定税率があった頃は180円台という時期もありました。新幹線代もホテル代も数年前と比べて全部上がって、「よし週末どこか行こか」の気軽さが失われています。
でも、旅に出たい気持ちは消えへんのですよね。むしろ生活がじわじわ締まってくるからこそ、開放的に出かけたくなる。そこで刺さるのが車中泊です。宿泊費を抑えられて、自分のペースで動けて、気が向いたら行き先を変えられる。
そして車中泊に興味を持った人が最初に感じるネックは「準備が大変そう」「お金がかかりそう」「特別な車が必要そう」。キャンピングカーや作り込んだハイエースはかっこいいけど、自分には敷居が高いと感じる人がほとんどです。そこに「普通の軽に折りたたみベッドを積んだだけで寝れました」という動画が来たら——「こういうので良かったんだ」という安心感になるわけです。
アルファードで車中泊するリアル【メリット・デメリット】

メリット:広さと快適さは別格
- 就寝スペースが段違い。フルフラットで大人2人がゆったり寝られる
- 家族旅行への対応力。うちは子供が4人いるので、これがアルファードを手放せない一番の理由
- DIYの自由度が高い。壁掛け収納やキッチン的なスペースまで作り込める
- 車内調理もクーラー設置もできる、一人では持て余すほどの「動く秘密基地」感

デメリット:燃費と維持費が重い
- 燃費は下道7km/L、高速でも10〜11km/L
- 満タン1万円超えで、走れるのは500〜600km
- 一人旅にはオーバースペック。8人乗りを一人で走らせる持て余し感
- ルーフテントを積んでいるので駐車場所や細い道に気を使う
ミライース(コンパクト軽)で車中泊するリアル

メリット:燃費こそ旅の自由度

- 下道24〜25km/L、高速なら28km/L超えの実測燃費。ガソリン高の今、これが最大の武器
- 税金などの維持費も安く、旅のコストを全体的に圧縮できる
- 走行充電との相性が最高。走行充電対応のポータブル電源を積めば、走るほど電気が貯まる「無限電気」状態に(走行充電の仕組みの解説記事)
- 小回りが利いて、観光地の狭い駐車スペースにもスッと入る。一人旅に最適なサイズ感
- ベッドとシェードを買えば誰でも今日から真似できる
デメリット:スペースと夏の暑さ
- 就寝スペースは大人1人が現実的。2人で寝るのはかなり厳しい
- ベッドとシェードの展開が毎回5分ほど手間
- コンパクトな車内は熱がこもりやすい。夏は場所と時期の工夫が必須
- 長距離運転の疲れはアルファードより出やすい
「軽バンでええやん」問題
「軽なら軽バンの方が広いやん」——確かにその通りで、がっつり車中泊を楽しみたいなら軽バンは全力でおすすめします。常設ベッドも作りやすいし、荷物もたっぷり積めます。
ただ、みんなが軽バンを持っとるわけやないんですね。仕事にも使える人気車種なので価格は高めで、安い中古を探すと20万km走って外装ボロボロ、なんてよくある話です。
結局みんなが求めているのは、特別な車に乗り換えなくても今の車で手軽に旅ができること。どっちが正解というわけやなくて、自分のライフスタイルに合う方を選べばOKです。
車中泊を始めるなら:最初に揃える3点セット

よくある失敗が「始めるならちゃんとやらんと」と一気に買い揃えること。使ってみないと自分に何が必要かわからないので、最初はシンプルに始めて、使いながら少しずつ充実させるのが一番です。
① 目隠しシェード

まず絶対に必要なのがこれ。プライバシーが確保されるだけで、車内での過ごし方が全然変わります。
▼ミライース専用アルミシェード(動画で使っているもの)
② フラットなベッド+毛布orシュラフ
私がミライースで使っている折りたたみベッドキット(約9,600円)なら、コンパクトカーやセダンでもフラットな寝床が作れます。設置の完全レビュー記事もどうぞ。
▼折りたたみベッドキット
③ 明かり(バッテリー式ランタン)
何でもOKです。この3点さえあれば、最初の投資を抑えて車中泊を始められます。装備選びの考え方は初心者向けの失敗しない4つのポイント記事にもまとめています。
+α ポータブル電源
なくても始められますが、あるとできることが一気に増えます。走行充電対応のDJI Power 1000 Miniなら、ミライースのような軽でも「走れば電気が貯まる」体制が作れます。
▼DJI Power 1000 Mini
まとめ:「特別じゃない旅」の時代
- 物価高・燃料高の今、みんなが求めているのは「特別じゃない旅」
- すごい車もいらない、大掛かりなDIYもいらない。今乗っている普通の軽にちょっとした工夫で旅ができる
- アルファードには家族との快適さ、ミライースには気軽さと低コスト。正解は自分のライフスタイル次第
私自身、ずっと「アルファードでこんな快適な車中泊ができる」という方向で動画を作ってきましたが、視聴者さんが本当に求めていたのは「自分の車でもできる車中泊」でした。これからはアルファードのDIY(窓用エアコン設置の検証記事もその一つです)と並行して、コンパクト軽のリアルな車中泊スタイルもどんどん発信していきます。


