【1年使用レビュー】車中泊の換気扇はシロッコファン一択!最大7Wで焼肉の匂いも残らんかった

超強力な換気扇シロッコファンを1年使ってみた結果 車中泊便利グッズ

どうも、でっきんです!

車中泊で一番大事な装備って何やと思いますか。ベッド?ポータブル電源?——私は「換気」やと思っています。

今回は、台湾のRVメーカーTITAN(タイタン)のシロッコファン換気扇1年間使い倒した結果を正直にレポートします。消費電力は最大風量でもたった7W。それでいて車内で焼肉をしても匂いが残らないレベルの換気力です。

この記事でわかること

  • シロッコファン換気扇の実測消費電力(最大風量で7W)
  • USB給電の車中泊用換気扇と何が決定的に違うのか
  • 車体に穴を開けないマグネット設置のやり方
  • 換気で車内温度がどこまで下がるか(29.5℃→27.1℃)
  • 1年間使ってわかった弱点(音の問題)

結論:換気扇は「風量」で選ばんとアカン

TITANのシロッコファン換気扇本体
TITANのシロッコファン換気扇。1年使い続けている

先に結論を言うと、車中泊用として売られているUSB給電の換気扇では、真夏の車内は換気しきれません

私も以前はミライースで引っ掛けるタイプのUSB換気扇を使っていましたが、正直に言って気休め程度でした。DC12Vでしっかり出力を上げたものでないと、車内の空気は動きません。

シロッコファンとUSB換気扇の比較
USB換気扇との比較。消費電力の差はわずかやのに風量が全然違う

「シロッコファン」って何が違うの?

上から吸って下から吐き出すシロッコファンの構造
上から吸って下から吐き出す構造

普通の扇風機のようなプロペラファンと違い、シロッコファンはエアコンの室内機などに使われている送風機構です。空気を強力に押し出したり吸い上げたりできます。

構造はシンプルで、上から吸って、下から吐き出す。本体の向きを変えるだけで排気にも吸気にも切り替えられるのが便利なところです。

ティッシュが吸い付くほどの風量
ティッシュペーパーが吸い付くほどの風量

風量のテストとして、吸込口にティッシュペーパーを近づけてみました。余裕で吸い付きます。顔を近づけると、ミニ扇風機の「強」以上の風が出ている感覚です。

消費電力は最大風量でも7W

最大風量でも消費電力は7W
最大風量にしても消費電力は7W

これだけの風量がありながら、消費電力は最大風量で7W。ポータブル電源の画面にもはっきり「7W」と出ています。

1000Whクラスのポータブル電源なら、計算上は一晩どころか数日は余裕で回せます。エアコンが数百W食うことを考えると、換気扇のコストは無視できるレベルです。

風量は6段階で調整できる
風量は6段階+リモコン付き

風量は6段階で調整でき、リモコンも付属しています。寝たまま操作できるのは地味に助かります。

設置は「マグネットを貼るだけ」でDIY不要

TITANシロッコファン換気扇のスペック
TITANシロッコファン換気扇のスペック

この製品の最大のメリットが設置の簡単さです。車体に穴を開けるようなDIYは一切要りません。

設置の3ステップ
設置は3ステップで完了
サンバイザーにマグネットで設置する様子
サンバイザーにマグネット板を貼り付けるだけ

サンバイザーにマグネット板を貼り付けて、そこに本体を固定するだけ。コツは、貼り付ける前にパーツクリーナーでしっかり脱脂すること。これをやるかどうかで粘着の持ちが変わります。

換気は「窓を10cm開ける」までがワンセット

換気が効く使い方のコツ
換気が効く使い方のコツ

ここを勘違いすると換気扇の意味がなくなります。換気扇だけ回しても空気は流れません。入口と出口が要ります。

対角線上の窓を10cm開けて網戸を設置
対角線上の窓を10cmだけ開けて網戸を設置

換気扇を付けた場所と対角線上の窓を10cmほど開ける。これで空気の通り道ができます。私の場合はスライドドアに換気扇、運転席側の窓を10cm開けるという配置です。

夏場は虫除けの網戸を必ず併用してください。風圧である程度は防げますが、蚊が入ってくるとその夜は終わります。

扇風機を併用して車内の空気を撹拌
扇風機を併用して車内の空気を撹拌する

さらに扇風機を1台回して空気を撹拌すると効果がはっきり体感できます。換気扇は空気を入れ替える係、扇風機はかき混ぜる係、と役割を分けるイメージです。

実際に車内温度はどこまで下がったか

換気による車内温度の変化
換気の前後で2.4℃低下

設置した時点の車内は29.5℃。空気の流れを作って換気したあとは27.1℃まで下がりました。

換気後の車内は27.1℃まで低下
人が中にいる状態でも27.1℃まで低下

注目してほしいのは、人間が車内にいる状態で温度が下がっているという点です。人がいれば体温で温度は上がるはずですから、それを上回って熱を排出できているということになります。

正直に言うと、27℃台が寝られるギリギリのラインです。30℃を超えると換気だけではどうにもなりません。そこから先はエアコンの領域になります。

1年使ってわかった、よかった点

  • 最大7Wで圧倒的な風量(USB換気扇とは別物)
  • 車体に穴を開けずマグネットで設置できる
  • 向きを変えるだけで排気と吸気を切り替えられる
  • 車内で焼肉をしても匂いが残らない換気力
  • 6段階の風量調整+リモコン付き
  • 春夏秋冬すべての季節で使える(結露・湿気対策にも有効)

正直な注意点

  • 強モードは音がそこそこ大きい。就寝時は弱モードが現実的
  • 換気扇だけでは意味がない。対角線上に窓を開けるのが前提
  • 夏場は虫除け網戸が別途必要
  • 値段は決して安くない(ここは正直な弱点)
  • 換気で下がるのは2℃前後。真夏の猛暑日にはエアコンが要る

今回紹介したアイテム

▼TITAN 車中泊用シロッコファン換気扇

▼TITAN 車中泊用網戸換気扇

▼パーツクリーナー(マグネット貼付前の脱脂用)

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まとめ

車中泊の換気扇は、風量で選ばないと意味がありません。USB給電のものは省エネですが、そもそも車内の空気が動かなければ意味がないからです。

TITANのシロッコファンは最大7Wという低消費電力で、車内で焼肉をしても匂いが残らない換気力があります。1年使ってきて、これは買ってよかったと言える装備です。

ただし対角線上の窓を10cm開ける・網戸を併用する・扇風機で撹拌する。この3点をセットでやらないと本来の力は出ません。ここだけは覚えて帰ってください。

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