【車中泊×防災】停電しても車で発電!バッテリー内蔵冷蔵庫BougeRV CRH20と約6万円の防災電源システム

軽自動車でも防災対策。バッテリー内蔵冷蔵庫と蓄電で停電に備える動画のサムネイル 車中泊

どうも、でっきんです!

先日、岩手県で震度5強の地震があって津波警報が出ました。地震があるたびにいつも思うんです。車中泊アイテムの中で、いざという時に本当に頼りになるのはこれやよな、と。

私は阪神大震災を中学生の時に実際に被災した経験があります。電気が止まり、水道が止まり、中学校まで水を汲みに行った。あの「インフラが止まる」経験をしてきたからこそ、防災の観点で車中泊アイテムを見直す記事を書きます。

この記事でわかること

  • 業界初「リン酸鉄バッテリー内蔵」冷蔵庫 BougeRV CRH20の実力
  • 約6万円で完成する「車で発電できる」防災電源システムの作り方
  • 停電時に家庭用冷蔵庫を動かす方法(約10時間〜2日間)
  • 上級編:サブバッテリーで自宅に給電するアルファードの実例

車中泊アイテムは、そのまま防災装備になる

災害時に一番困るのは、第一のインフラである電気です。停電してもポータブル電源があれば、スマホの充電も明かりも確保できる。それだけでかなりの安心感があります。

そして車中泊で使うベッドやシェードは、避難生活の寝床にもプライバシー確保にもなります。車中泊が趣味の人は、実は防災面でかなり有利なんです。今回はその中でも「電気」に絞って、冷蔵庫と発電システムの2本立てで紹介します。

業界初!リン酸鉄バッテリー内蔵の冷蔵庫「BougeRV CRH20」

BougeRV CRH20冷蔵庫の内蔵バッテリー収納部

今回BougeRVさんから紹介するのは、業界初のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを内蔵したポータブル冷蔵庫「CRH20」です。

リン酸鉄バッテリーの何がええのか

CRH20に内蔵されるリン酸鉄リチウムイオンバッテリー。XT60ポート2つ付き

今までもバッテリー内蔵冷蔵庫はありましたが、三元系リチウムイオンバッテリーでした。リン酸鉄は三元系に比べて重くて大きい代わりに、サイクル回数が長く、燃えにくく、火災事故が極めて少ない。ポータブル電源の主流がリン酸鉄になったのと同じ理由で、車内に置きっぱなしにする防災用途なら安全性の高さは大きな価値です。バッテリー単体は約2〜3kgで、取り外して単体でも使えます。

満充電で約39時間。停電時の「食料キーパー」になる

CRH20の庫内。20Lで2Lペットボトルが3本入る

満充電の状態で約39時間(条件による)動き続けます。庫内は20Lで、2Lペットボトルなら3本+小物が入るサイズ。停電したら、腐ってはいけない食材をここに移してしのぎ、復旧したら家の冷蔵庫に戻す——という使い方ができます。

CRH20の操作パネル。庫内をマイナス18℃まで設定できる

設定はマイナス18℃まで下げられるので冷凍もOK。アプリで外から温度確認・設定もできます。

ポータブル電源としても使える

蓋を閉じたままでも、USB-C 100WとUSB-A 18Wの出力が取れます。停電時にスマホを充電する能力は十二分。冷蔵庫を動かしながら本体側から内蔵バッテリーを充電することもできるので、「冷やしつつ蓄える」運用が可能です。

BougeRV CRH20の主要スペック一覧の図解

▼BougeRV CRH20 ポータブル冷蔵庫

「車で発電」が新常識:DJI Power 1000 Miniのバッ直システム

車内に置いたDJI Power 1000 Miniポータブル電源

ここからが本題です。ポータブル電源は最近、「車さえあれば蓄電できる」が新常識になりました。

今まではシガーソケットから100W程度でちまちま充電するしかなかったのが、走行充電器の充実で急速充電ができるようになった。中でもDJI Power 1000 Miniは、専用のバッ直ケーブルを車のメインバッテリーに繋ぐだけで400Wの急速充電ができます(詳しい配線は走行充電の解説記事をどうぞ)。

約6万円で完成する車で発電する防災システムの手順図解

本体約56,000円+ケーブル約5,000円。約6万円で「エンジンをかければ電気が作れる」防災システムが完成します。災害時にアイドリングするだけで電気がどんどん貯まり、2時間ちょっとで満充電。貯まった約1000Whあれば——

  • スマホを10回以上充電できる
  • お湯が沸かせる(家庭用コンセントが4口)
  • 家庭用の冷蔵庫を約10時間動かせる(消費電力約100Wの場合)
  • もちろんCRH20のようなポータブル冷蔵庫も動かせる

停電時に「車から家のライフラインに電気を供給できる」。これができるのとできないのとでは雲泥の差です。

▼DJI Power 1000 Mini

普段の車中泊での使い勝手はミライースの必須アイテム4選でも紹介しています。

上級編:アルファードのサブバッテリーで自宅に給電する

アルファードのサブバッテリーと2000Wインバーター

私のアルファードには長年の改造で300Ah(3780Wh)のサブバッテリー+2000Wインバーターを積んでいます。走行充電でここに電気が貯まり続けます。

さらにうちでは、停電時に車庫のアルファードから外部電源の接続部を通して自宅の台所へ給電できるようにしてあります。3780Whあれば、うちの家庭用冷蔵庫は約2日間動く計算。ここまでできれば、車中泊車両はキャンピングカーにも負けない防災カーです。

DJIバッ直システムとサブバッテリーシステムの比較図解

ただし正直、サブバッテリーシステムは構築のハードルが高くて高価です。配線DIYに慣れていない方は、まず約6万円のDJIバッ直システムから始めるのが現実的。走行充電器そのものに興味がある方はBougeRVのアプリ対応走行充電器のレビュー記事も参考にしてください。

※外部電源接続の改造は電気工事の知識が必要です。真似される場合は自己責任で、不安な方は業者さんへ。

まとめ:備えあれば憂いなし

  • BougeRV CRH20——リン酸鉄バッテリー内蔵で安全・満充電約39時間。停電時の食料キーパー兼ポータブル電源
  • DJI Power 1000 Mini+バッ直ケーブル——約6万円で「車で発電できる」防災システムが完成
  • サブバッテリーシステム——組める人は最強。家庭用冷蔵庫が約2日動く

日本は災害大国です。南海トラフがいつ動くかも分かりませんし、台風での停電も毎年のようにあります。車で発電できるシステムを持っておくだけで、災害時の安心感がまるで違います。車中泊が趣味の方はもちろん、そうでない方も「車=発電機」という備え方、ぜひ覚えておいてください。

▼動画でも詳しく解説してるで!

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