皆さん、こんにちは!でっきんです。
前回の車中泊では、バッテリーを増強したおかげで、クーラーを一晩中使っても朝まで快適に過ごすことができました。これも、これまでコツコツと進めてきた電気回りの改造の賜物です。
ちょうど先日、宮崎で大きな地震があり、南海トラフ地震への防災対策がニュースでも多く取り上げられていますよね。 実は、私が車中泊仕様に改造したアルファードは、災害対策車両としても非常に役立つんです。
今回は、私のアルファードの電気回りのシステムを詳しくご紹介しつつ、車中泊仕様でなくても、**「車に積んでおけば災害時に役立つ便利グッズ」**もまとめてご紹介します。
「車で電気を確保したいけど、どうすればいい?」 「災害時に車で避難するなら、どんな準備が必要?」 「スマホの充電、どうやって確保する?」
そんな疑問を抱えている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!きっと、あなたの車中泊ライフ、そして万が一の防災対策のヒントが見つかるはずです。
この記事でわかること
- でっきんのアルファードに搭載された電気システム(走行充電・サブバッテリー・ソーラー充電)
- 車中泊車両が災害時に「走る防災拠点」として機能する理由
- 災害時にも役立つ、車に常備しておきたい電気アイテム2選
- 車中泊と防災を両立させるためのヒント
はじめに:アルファードの電気改造と災害対策への意識
皆さん、こんにちは!でっきんです。
前回の車中泊では、バッテリーを増強したおかげで、クーラーを一晩中使っても朝まで快適に過ごすことができました。これも、これまでコツコツと進めてきた電気回りの改造の賜物です。
ちょうど先日、宮崎で大きな地震があり、南海トラフ地震への防災対策がニュースでも多く取り上げられていますよね。 実は、私が車中泊仕様に改造したアルファードは、災害対策車両としても非常に役立つんです。
今回は、私のアルファードの電気回りのシステムを詳しくご紹介しつつ、車中泊仕様でなくても、**「車に積んでおけば災害時に役立つ便利グッズ」**もまとめてご紹介します。
でっきんのアルファード電気システムを徹底解説!
私のアルファードは、初期の頃は500Wh程度のポータブル電源1台で車中泊をしていましたが、様々な経験を経て、今では電気に非常に強い車へと進化しました。ミニバンでここまで電気システムを構築しているのは珍しいかもしれませんね。
アルファード走行充電について:オルタネーターからの電力供給
まず、エンジンルームのバッテリーから、8スケアの太いケーブルを車内に引き込んでいます。これにより、エンジンのオルタネーター(発電機)で発電された電気が、効率よく車内に供給されるようになります。

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サブバッテリーシステム:200Ahリチウムイオンバッテリーの威力
車内に引き込んだ電力は、走行充電器を介して、メインバッテリーとは別の200Ahのリチウムイオンサブバッテリーに充電されます。このサブバッテリーは、なんと2560Whもの大容量!
走行充電器からは常時30A(最大400W)の電力が供給され、約6時間走行すれば満充電になる計算です。この容量があれば、家庭用冷蔵庫を1日中稼働させられるほどの電力を確保できます。


ソーラー充電について:太陽光で自家発電!
さらに、私のアルファードにはソーラーパネルも搭載しています。ルーフテントをポップアップさせても大丈夫なように配線を工夫し、太陽光からもサブバッテリーに充電できるシステムを導入しています。
このシステムのおかげで、エンジンをかけていなくても、常にサブバッテリーに電気が充電される状態を作り出しています。サブバッテリーが満充電になると、メインバッテリーにも充電されるため、災害時に長期間エンジンをかけなくても、バッテリー上がりの心配がありません。


ソーラーパネルの電圧と走行充電器の規格が合わない時は、レギュレーターをかませて電圧を調整するんやで!最大出力は出なくても、走行充電器を活かすための工夫やな!

複数充電の効率と切り替えの工夫
ソーラーパネルと走行充電器は同時に充電可能ですが、同時に使うと走行充電のポテンシャルが半分(30Aが15Aに)落ちてしまうという特性があります。そのため、効率を重視する場合は、ソーラーパネルからの充電を一時的に切り離し、ポータブル電源に直接入電できるような切り替えケーブル(T60ケーブル)を用意しています。
これにより、その時の状況に合わせて最適な充電方法を選択し、無駄なく電力を確保できるシステムを構築しています。

アルファードが「災害対策車両」として優秀な理由
このように電気システムを強化したアルファードは、車中泊だけでなく、万が一の災害時にも非常に心強い味方となります。
停電時も安心!家族が生活できる電気を確保
南海トラフ地震のような大規模災害が発生し、家を離れて車で避難しなければならない状況になったとしても、私のアルファードがあれば安心です。ガソリンがあればオルタネーターから発電でき、ガソリンがなくてもソーラーパネルから充電できるため、家族がある程度生活できる分の電気を確保できます。

家庭用冷蔵庫も稼働可能!食料・飲料の確保
200Ahのサブバッテリーがあれば、家庭用冷蔵庫を1日中稼働させられるほどの電力があります。これにより、飲み水や食料を冷蔵庫で保管し、常に備蓄しておくことが可能です。緊急時でも水分を確保し、簡単な調理ができる環境は、避難生活において非常に重要です。
その他、車載しておきたい「防災アイテム」について
私のアルファードは車中泊仕様なので、災害時にも役立つ様々なアイテムを積んでいます。
- 簡易トイレ: 避難所が使えない場合でも安心。
- お湯を沸かせる道具・IH: ガスコンロが使えない場合でも、電気があれば温かい食事が可能。
- 冷蔵庫: 飲み水や食料の備蓄に。
- ベッド展開: 下に妻と娘、上のルーフテントに長男と次男と私が寝ることで、家族6人がプライベートを確保しながら車内で過ごせる。
これらのDIYやアイテムのおかげで、もともと災害対策を目的としていたわけではありませんが、結果的に「災害に強いミニバン」になっています。



スマホ充電は生命線!太陽光パネルの重要性
現代において、スマホの充電はまさに生命線です。災害時には情報収集や安否確認に不可欠なスマホが使えなくなると、非常に困ります。私のアルファードはソーラーパネルを搭載しているため、基本的にエンジンをかけていなくても、常にスマホの充電が可能です。これは、家族の安心にも直結する大きなメリットです。
また、ベッドキットもルーフテントの上に積んであるため、家族6人が車に乗ってパッと出たとしても、どこでもすぐにベッド展開ができるようになっています。これにより、不自由なく避難生活を送ることが可能です。
あったほうがいい車載防災アイテム①:パワーインバーター
車中泊仕様に改造していなくても、車に積んでおくと災害時に役立つ電気部品を2点紹介します。
まず1点目は、パワーインバーターです。これはシガーソケットに挿して、家庭用と同じAC100Vの電源を取るための変換器です。
- AC100Vコンセント: 2つ口で、USB-Aポートも搭載。
- 出力: エンジンをかければ300W(シガーソケットの容量的に100W程度が目安)の家電が使えます。
- 用途: スマホを4〜5台充電しても余裕があるほどの電力供給が可能。最低限、車のエンジンをかければスマホの充電は確保できます。
ポータブル電源はかさばり重たいですが、このインバーターなら車に常備しておいても邪魔になりません。緊急時に気軽に電気が取れるのは非常に大きいです。

あったほうがいい車載防災アイテム②:モバイルバッテリー
2点目は、モバイルバッテリーです。これは「いざ」という時の救世主になります。
- 容量: 10,000mAh程度のモバイルバッテリーなら、iPhoneを約2回満充電できます。
- 携帯性: 軽量・コンパクトで持ち運びにも便利。
- 充電: USB-CとUSB-Aポートがあり、20WのPD(パワーデリバリー)充電にも対応しているため、スマホを非常に早く充電できます。
パワーインバーターでモバイルバッテリーを充電しつつ、スマホも充電できるため、これ1つあれば災害時に軽く持ち出しても、しばらくの間はスマホの電池が持つでしょう。


リチウムイオン電池を使ってるから、暑すぎる場所に置くのはNGやけど、車内に置いておく分には全然問題ないで!
まとめ:車中泊車両は最高の「動く防災拠点」!
今回の動画では、私のアルファードの電気システム改造の集大成と、それが災害対策車両としていかに役立つかをご紹介しました。
- 走行充電器、サブバッテリー、ソーラーパネルによる多角的な電力確保
- 停電時も家族が生活できるほどの電気容量
- 簡易トイレ、調理器具、冷蔵庫、ベッド展開など、車中泊仕様だからこその防災機能
- 車中泊仕様でなくても、インバーターやモバイルバッテリーがあれば最低限の電力確保が可能
私自身、阪神大震災を経験し避難生活を送った身として、このような備えは非常に重要だと感じています。車で避難生活を送る方も多い中で、このような作りをしておけば、意外と便利に過ごせるはずです。
動画でもチェックしてみよう!
今回の情報が、皆さんの車中泊ライフ、そして万が一の防災対策に少しでも役立てば幸いです。
これからも「でっきんの車中泊ライフ」では、皆さんの疑問や悩みを解決し、車中泊を安全で快適にするための情報を発信していきます。 ぜひ、他の記事もチェックして、あなたの車中泊ライフを充実させてくださいね!
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