【ポータブル電源】バッ直で安全・効率的に走行充電!車中泊DIYで不安解消!

車中泊用ポータブル電源をバッテリー直結(バッ直)で走行充電している様子。最大300Wで約1時間で満充電可能であることを示す。 車中泊DIY
もうシガーソケットには戻れない!走行充電DIYで、ポータブル電源が移動中にラクラク満充電!

でっきんの車中泊ライフをご覧いただき、ありがとうございます!今回は、車中泊の快適さを左右する「電力」の問題、特にポータブル電源の走行充電について、目からウロコの情報をお届けします!

「シガーソケットでポータブル電源を充電してるけど、なんか安定せえへんな…」 「もっと安全に、効率よく充電する方法ないんかな?」 「DIYで車の配線いじるの、ちょっと不安やわ…」

そんなお悩みを抱えている方に朗報です! 今回は**バッテリーから直接電源を取る「バッ直(バッテリー直結)」**という方法で、ポータブル電源を安全かつ効率的に充電するDIYをご紹介します!

この方法なら、シガーソケットでの充電時に起こりがちなトラブルを解消し、長距離の車中泊旅でも電力に困ることはありません。使う道具、配線方法、そして電気のプロも使う「リレー」の組み方まで、でっきんが懇切丁寧に解説します。

動画と合わせてご覧いただくと、より分かりやすいので、ぜひ最後までじっくり読んでくださいね!

この記事でわかること

  • シガーソケット充電の弱点と「バッ直」のメリット
  • ポータブル電源充電に最適な「正弦波インバーター」の重要性
  • DIYに必要な道具と、それぞれの役割
  • 火災リスクを防ぐ!ヒューズやリレーを使った安全な配線方法
  • 実際の配線引き込みからポータブル電源充電テストまでの全手順

はじめに:ポータブル電源の走行充電、本当に足りてる?

最近のポータブル電源は、大容量化・高出力化が進み、車中泊での電力供給の主役になりつつありますよね。特に、短時間でガッツリ充電できる急速充電対応モデルは、めちゃくちゃ便利やと思います。

でも、こんな悩みはないですか? 「シガーソケットで充電すると、電力安定せえへんし、最悪ヒューズが飛ぶことも…」 「もっと安全に、効率よく充電する方法ないんかな?」 「DIYで車の配線いじるの、ちょっと不安やわ…」

今回のDIYは、そんな悩みを一気に解消するための「バッ直(バッテリー直結)」による走行充電システムの構築です。これで、あなたのポータブル電源が、旅先でも常に満充電状態に!

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「バッ直」とは?なぜシガーソケットではダメなのか?

シガーソケット充電の落とし穴:トラブルの原因

多くの車中泊ユーザーが手軽に利用しているシガーソケットからの充電。しかし、ここにはいくつかの落とし穴があります。

  • 最大出力の限界: シガーソケットは、通常120W程度の出力しか出せません。ポータブル電源が400W充電に対応していても、シガーソケットではその性能を活かせず、充電に時間がかかってしまいます。
  • ヒューズ切れのリスク: ポータブル電源の充電要求W数がシガーソケットの許容範囲を超えると、ヒューズが飛んでしまうことがあります。旅先でヒューズが切れると、他の電装品も使えなくなり、かなり焦りますよね。
  • 発熱・トラブルの可能性: 長時間高負荷で使い続けると、シガーソケットやアダプターが発熱し、最悪の場合、焼き切れてしまうなどのトラブルにつながる可能性もあります。

走行充電を安定させる「バッ直」の基本原理

「バッ直」とは、車のメインバッテリーから直接、太いケーブルを使って電源を引き込む方法のことです。これにより、シガーソケットの出力制限を受けず、ポータブル電源が持つ本来の充電性能を最大限に引き出すことができます。

ただし、バッテリー直結には注意が必要です。エンジンを切った状態でも常に電気が流れてしまうため、インバーターの電源を切り忘れると、メインバッテリーが上がってしまうトラブルに繋がりかねません。

そこで今回のDIYでは、リレーという部品を組み込むことで、エンジンがオンの時だけ電気が流れるようにし、バッテリー上がりを防止する安全対策もバッチリ施します!

バッ直の回路図をわかりやすく表している

擬似正弦波 vs 正弦波インバーター:ポータブル電源には「正弦波」が必須!

ポータブル電源を車から充電する場合、車のDC12V(直流)を家庭用のAC100V(交流)に変換するための「インバーター」が必要です。インバーターには大きく分けて「擬似正弦波」と「正弦波」の2種類があります。

インバーターの種類特徴用途ポータブル電源充電の可否
擬似正弦波波形が滑らかではなく、安価。シンプルな電化製品(白熱電球、電気毛布など)❌ 不向き(ノイズ、不安定、故障リスクあり)
正弦波家庭用のコンセントと同じ滑らかな波形を生成。安定した電力供給が可能。精密機器、モーターを使う家電、高出力な製品、ポータブル電源など✅ 必須(安定して安全に充電可能)
でっきん
でっきん

でっきんも以前、擬似正弦波インバーターでポータブル電源を充電しようとして、ノイズ音や充電不安定に悩まされましたが、正弦波インバーターに変えてからは、驚くほど安定して充電できるようになりました。

【DIY解説】安全・効率的な「バッ直」配線を組もう!

ここからは、実際にバッ直配線を組むための具体的な手順を解説していきます。電気系のDIYは安全第一なので、一つずつ丁寧に作業を進めていきましょう。

使用する道具を徹底紹介!選び方と注意点

今回のDIYで主に使う道具はこちらです。

今回のDIYで主に使う道具はこちら!

アイテム名 用途 選び方・注意点
走行充電用ケーブル バッテリーからインバーターに電気を送る! 「3.5sq(スケア)」より太いのがおすすめ! 細いと熱くなって火事になるかもやから気をつけて!
リレー(30A対応) エンジンかけたら電源オン・オフ! バッテリー上がり防ぐには絶対いるやつ!対応するアンペア数もチェック。
正弦波インバーター(300W以上) 車の電気(DC12V)を家で使う電気(AC100V)に変える! ポータブル電源の充電ワット数より大きい「正弦波」タイプがマスト!
ヒューズ電源取り出しコード リレーを動かすための電気(ACC電源)を取る! 自分の車のヒューズの形に合うやつを選んでください。
配線通し(針金など) エンジンルームから車の中にケーブルを通す! 長さとか固さ、確認してね!
スパナ(10mm) バッテリーの端子を外したり付けたり! バッテリーの端子のサイズに合わせて用意してください。
ワイヤーストリッパー ケーブルの皮を剥く! ケーブルの太さに合うやつを使ってください。
圧着ペンチ 端子をケーブルにしっかり固定! ギボシ端子や丸型端子に対応してるか見てください。
電工ペンチ 細かい電気作業はこれ一本! あると何かと便利です。
ギボシ端子、丸型端子 ケーブルと部品を繋げるやつ! ケーブルの太さに合ったサイズを選んでね。
ビニールテープ、結束バンド 配線を絶縁したり、まとめたりする! 熱に強くて水に強いのがいいですよ。
コルゲートチューブ エンジンルーム内の配線を守る! 配線の太さに合うかチェックしてください。
軍手 安全のため! ショートとか怪我せんように、絶対つけてね!

こちらがバッ直に必要なアイテムたち

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あとの細かい道具は表を参照にしてみて下さいね!

車内への配線引き込み場所と手順

バッテリーから車内にケーブルを引き込むには、適切な場所を選ぶのが重要です。アルファード10系の場合、エンジンルームの奥にあるゴム栓から配線を引き込むのが一般的です。

  1. 事前調査: 「アルファード 10系 バッ直 配線 引き込み」などでネット検索し、自分の車種に合った引き込み場所を確認しておきましょう。
  2. 引き込み: 配線通し(針金など)を使って、エンジンルームから助手席足元へケーブルを引き込みます。既存のゴムの隙間などを利用し、防水性・気密性を損なわないように注意しましょう。
エンジンルームから配線を引き込む説明でエンジンルーム内での説明シーン
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エンジンルームから配線を引き込む説明で助手席部分のシーン
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引き込んだ配線が出てくる部分の説明のシーン
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最難関!?リレー回路の組み方を徹底解説(配線図付き!)

今回のDIYで一番の肝となるのが「リレー回路」の組み方です。一見難しそうに見えますが、配線図を見ながら順を追って作業すれば大丈夫です!

バッ直の回路図をわかりやすく表している

リレーの配線図(動画を参照):

動画内で詳しく解説している配線図を参考にしてください。基本的には、以下の4本の線を適切に接続することで、エンジンキーに連動した電源供給が可能になります。

  • 30番(赤太線): メインバッテリーのプラス端子から直接引き込んだ太いケーブルに接続します。(インバーターのプラス側にも繋がります)
  • 87番(黄太線): インバーターのプラス側ケーブルに接続します。(30番と繋がると電流が流れます)
  • 85番(青細線): ACC電源(アクセサリー電源)に接続します。車のキーをONにすると電気が流れるヒューズ電源取り出しコードから取ります。
  • 86番(黒細線): ボディへのアース(マイナス)に接続します。
ヒューズから電源を取り出した配線をリレーに配線しているシーン
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エンジンルームから引き込んだ配線をリレーに取り付けているシーン
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ヒューズ設置の重要性:万が一のショート対策

メインバッテリーから直接電源を引き込む場合、必ずバッテリーのすぐ近くにヒューズを設置してください。これは、万が一ショートした場合に、ヒューズが切れて過電流を防ぎ、火災などの重大な事故を防止するための命綱です。今回使用するケーブルには最初から30Aのヒューズが付いていますが、その設置場所にも注意が必要です。

バッ直用引込線をメインバッテリーに限りなく近い位置でヒューズを取り付けるという説明をしているシーン
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車内配線の仕上げとエンジンルームの防水対策

配線が完了したら、見た目も美しく、安全に使えるように仕上げをします。

  1. 配線の隠蔽: 助手席足元のマットの下などに配線を隠し、すっきりと見せることで、見た目も安全性も向上します。
  2. エンジンルームの配線保護: エンジンルーム内の配線は、熱や水、振動にさらされるため、コルゲートチューブなどで保護し、ビニールテープで防水処理を施します。結束バンドで固定し、他の部品に干渉しないように注意しましょう。
引き込んだ配線などを車内の配線モールなどに隠蔽しているシーン
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エンジンルーム内の引込線をコルゲートチューブで巻いているシーン
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これで、安全かつ効率的な走行充電システムの完成です!

完成!走行充電システムの実力テスト

いよいよ、完成した走行充電システムの実力を見てみましょう!

エンジンオンで自動給電!通電テスト

  • エンジンオフ時: インバーターの電源ランプは消灯。バッテリーからの電力供給はストップしています。
  • エンジンオン時: エンジンをかけると同時に、インバーターの電源ランプが点灯!これで、エンジンがONの間だけ電力が供給される仕組みが正常に機能していることが確認できます。
    これでエンジンを切り忘れてもバッテリーが上がる心配はなし!
キーのオンオフでインバーターのスイッチがオン・オフできる設定が完成したことを説明しているシーン
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ポータブル電源充電テスト:驚きの充電速度!

実際にポータブル電源を接続し、充電速度をテストします。でっきんが使用しているポータブル電源は、最大400Wでの急速充電に対応しています。

結果は…なんと300Wでの安定した充電を確認! これまでのシガーソケット充電では実現できなかった、高出力での安定供給に成功しました。

バッ直インバーターでポタ電が300wで充電できることを確認しているシーン
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後部座席まで電源延長!快適な車内空間へ

今回のDIYでは、助手席にインバーターを設置するだけでなく、後部座席まで延長コードを引き回し、100Vの電源タップを設置しました。
これで、後部座席で車中飯の調理をしたり、他の電化製品を同時に使ったりすることも可能になります。最大300Wまで対応できるので、ポータブル電源を充電しながら、別の家電を使うなど、車内での過ごし方の幅が格段に広がります!

延長ケーブルをつなぐことによってラゲッジスペースのポタ電にも充電が可能となったことを示すシーン
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🎬 動画を一緒に見て確認しよう!

「でっきんがどんな感じでDIYしているか、動画で見て確認したい!」と思った方もいらっしゃるでしょう。

今回のDIYの様子は、こちらのYouTube動画で詳しく解説しています!記事と合わせてご覧いただくと、もっと理解が深まるはずです!

まとめ:これで長距離車中泊も電力不安なし!

いかがでしたでしょうか?「バッ直」でのポータブル電源走行充電DIY、ちょっと手間はかかりますが、そのメリットは計り知れません!

  • シガーソケットのトラブルから解放!
  • ポータブル電源を安全かつ効率的に充電!
  • 長距離の車中泊旅でも電力不足の心配なし!
  • エンジンキー連動でバッテリー上がりも防止!

このDIYにかかった費用は、インバーター抜きなら1万円もかからへんかったで。 普段使いのシガーソケットインバーターはあくまで補助的な役割。本気で車中泊の電力問題を解決したいなら、正弦波インバーターを使った「バッ直」走行充電システムが断然おすすめです!

これを参考に、あなたも快適で安心な車中泊ライフを手に入れてくださいね!

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