【ルーフテントレビュー】正直に言います。つけて良かった?後悔した?メリット3つとデメリット2つ

「1年間使った正直な感想言います…」という文字と「車上テント」の文字。ルーフテントの中から港の景色を眺めている様子と、アルファードにルーフテントが設置されている外観。 車中泊便利グッズ
1年間、本気で使ったからこそ言える「本音」。

車中泊のロマンの象徴、「ルーフテント(車上テント)」。 僕がこのアルファードにEazy Camperのルーフテントを(ジモティーで譲っていただき)取り付けてから、ちょうど1年が経ちました。

この1年間、家族と、そして一人で、様々な場所でこのテントを使ってきました。 購入を検討している方が一番知りたいであろう疑問、

「ぶっちゃけ、ルーフテントってどうなの?つけて良かった?」

その問いに、1年間使い込んだ僕が、忖度一切なしの正直な感想をお答えします。

結論から言うと、**「最高につけて良かった!」**です。 もちろんデメリットもありますが、それを遥かに上回るメリットがありました。今回は、その具体的な内容を詳しく解説していきます。

でっきん
でっきん

こんにちは! YouTubeチャンネル「でっきんの車中泊チャンネル」で登録者1.2万人、本業はエアコン清掃業のでっきんです。 プロの知識を活かして、車中泊における「エアコン」「電力システム」「DIY」について、どこよりも詳しく、そして正直に情報を発信しています。 「もっと詳しく知りたい!」という方は、ぜひこちらのプロフィールもご覧ください。

この記事でわかること
  • 1年間使って実感した「3つの最高のメリット」
  • もちろん存在する「2つのリアルなデメリット」
  • どんな人にルーフテントが向いているのか
  • 1年間使った上での「正直な結論」

1年間使って感じた「3つの最高なメリット」

まずは、僕が「本当につけて良かった!」と感じた、3つの大きなメリットから紹介します。

メリット①:家族での車中泊が「無理なく」可能になった

これが僕にとって最大のメリットかもしれません。 以前は、家族4人(大人2人、子供2人)で車中泊するために、運転席までDIYのフルフラット板を敷き詰めていました。

しかし、その設営と撤収にかかる時間はそれぞれ20分以上。 大量の部材を積み込む必要もあり、「よっしゃ、車中泊行くで!」という気合が毎回必要で、正直かなり億劫でした。

それが、ルーフテントを導入してからは激変。 車内は2列目以降のフルフラット+ルーフテントという組み合わせで、広々とした寝室が2つ同時に完成します。

でっきん
でっきん

この手軽さが革命的で、「今日、どっか出かけようか」から「じゃあ、車中泊して帰るか」っていう”ブラリ旅”が気軽にできるようになったんよ。これはマジでデカい変化やった。

ちなみに、このテントは幅1.2m、長さ2m以上あるので、大人2人、もしくは僕と子供2人なら余裕で寝られるサイズ感です。

メリット②:「動く物置」としての絶大な収納力

ルーフテントは、ただの寝床ではありません。**最強の「ルーフボックス(物置)」**でもあります。

車中泊で一番かさばる荷物、それは**「寝具(マットレスや寝袋)」「ベッドキットの部材」**です。 これまでは、これらが車内の居住スペースを圧迫していました。

しかし今、僕はそれらの荷物をすべてルーフテントの中に常時収納しています。 僕の場合、フラット板1枚、シュラフ2枚、マットレス1枚、脚立が常に入っていますが、それでも余裕で閉じることができます。

このおかげで、車内は常に広々としたリビング空間を維持でき、ラゲッジスペースも有効に使えるようになりました。 雨風もしっかり防げる「屋根裏収納」が車の上にある感覚。これは本当に便利です。

メリット③:子供たちが大喜び! & 最高の寝心地

そして3つ目、これは家族持ちならではの理由ですが、**「子供たちがめちゃくちゃ喜ぶ」**こと!

子供にとって、車の上にある秘密基地のような空間は、それだけで最高のアトラクション。 「今日はテントで寝たい!」と毎回大はしゃぎです。これだけで「つけて良かったな」と心から思えます。

さらに、寝心地自体も車内より快適です。 付属の高反発マットレスが優秀で、車内の段差を気にする必要もありません。外の開放感を味わいながら、快適なベッドで眠れるのは、ルーフテントならではの特権ですね。

避けては通れない「2つのリアルなデメリット」

もちろん、良いことばかりではありません。1年間使って感じた、リアルなデメリットも正直にお伝えします。

デメリット①:車高2.3mの壁。立体駐車場はほぼ全滅

これはもう、宿命ですね。 僕のアルファードの場合、キャリアベースとテントを合わせて、車高は2.3m以上になりました。

これにより、都市部の立体駐車場や、商業施設の高さ制限(2.1m〜2.2mが多い)のある駐車場には、ほぼ入れなくなりました。 キャンピングカーと同じで、出先での駐車場選びは常に意識する必要があります。

とはいえ、高さ制限さえクリアしていれば普通に止められるので、慣れれば「そういうもんだ」と割り切れるデメリットでもあります。

デメリット②:設営&荷物の上げ下ろしが「正直、面倒くさい」

手軽になったとはいえ、車中泊の「ワンタッチ」というわけにはいきません。 カバーを外し、ラダーをかけ、テントを持ち上げる…という設営の手間は必ず発生します。

そして、地味に面倒なのが**「荷物の上げ下ろし」**です。 テント内を快適な生活空間にしようと、ポータブル電源やストーブ、飲み物などを持ち込むと、その度にハシゴを往復することになります。

でっきんポイント! この経験から学んだのは、「上(テント)は寝るだけ、下(車内)で生活する」という役割分担が一番ラク!ということ。荷物の上げ下ろしを最小限にして、テントは純粋なベッドスペースとして割り切るのが、快適に使うコツやと思うで。

【結論】それでもルーフテントは「つけて大正解」だった!

メリット・デメリットを色々語ってきましたが、僕の1年間の総合評価は、 「デメリットを差し引いても、メリットが圧勝!本当につけて良かった!」 です。

特に、家族での車中泊のハードルを劇的に下げてくれたこと、そして**車内の居住空間を犠牲にしない「収納力」**は、僕の車中泊スタイルを根底から変えてくれました。

新品で買えば30〜50万円と高価なアイテムですが、僕のように中古で探してみるのも一つの手です。 車中泊の可能性を格段に広げてくれるこの「車上テント」、あなたの車中泊ライフの選択肢に、加えてみてはいかがでしょうか。

↓動画では、ルーフテント内の様子や、1年使ったリアルな使用感をさらに詳しく語ってるで!↓

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今後も「でっきんの車中泊ライフ」をよろしくお願いいたします!

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