【悲報】3年愛用したポータブル電源が故障…修理不可で「鉄くず」に!?処分の方法と次なる選択肢

故障して電源が入らなくなった大容量ポータブル電源と困り果てる様子 車中泊便利グッズ
3年で寿命…?5万円した相棒がただの重たい箱になりました。

どうも、でっきんです! 今回は、車中泊ユーザーとして一番恐れていたことが起きたので、そのご報告と共有です。

私のYouTube動画でも度々登場し、3年間、関東や南は九州まで旅を共にしてきた愛用の大容量ポータブル電源(2000Whクラス)。 これが先日…完全に壊れました。

「まあ、機械だし壊れることもあるよね。修理に出せばいいか」 最初はそう軽く考えていました。 しかし、メーカーに問い合わせた結果、突きつけられたのは**「修理不可」「廃棄するしかない」**という残酷な現実でした。

今回は、ポータブル電源が壊れた時のリアルな対応と、多くの人が知らない**「処分の難しさ」**について、実体験を元にお話しします。

でっきん
でっきん

こんにちは! YouTubeチャンネル「でっきんの車中泊チャンネル」で登録者1.2万人、本業はエアコン清掃業のでっきんです。 プロの知識を活かして、車中泊における「エアコン」「電力システム」「DIY」について、どこよりも詳しく、そして正直に情報を発信しています。 「もっと詳しく知りたい!」という方は、ぜひこちらのプロフィールもご覧ください。

💡 あわせて読みたい 【結論】車中泊の電源はサブバッテリーとポータブル電源どっちが最強?2年使って分かった真実

この記事でわかること

  • ✅ ポータブル電源はある日突然「即死」する
  • ✅ 保証期間が切れた後のメーカー修理の現実
  • ✅ 自治体のゴミでは捨てられない!正しい処分方法とは
  • ✅ 「使い捨て」にしないための賢い電源選び

故障の症状:AC出力が死んだ

ある日、いつものように車中泊でIHを使おうとしたところ、AC(コンセント)の出力ボタンを押しても反応がありません。 液晶は点くけれど、AC出力がONにならない。エラーコードすら出ない。

USBやシガーソケットは使えるものの、100Vの家電が使えないとなると、2000Whの大容量バッテリーもただの重たい箱です。

メーカーに問い合わせた結果「修理不可」

購入から3年が経過しており、保証期間(2年)は切れていました。 有償でもいいから直したいと思い、メーカーサポートに連絡。しかし、返ってきた答えは衝撃的なものでした。

「基盤の故障が考えられますが、当該製品は構造上、部分的な修理ができません。」 「保証期間外のため、新品への買い替え(割引あり)をご検討ください。」

つまり、直せないんです。 ポータブル電源の多くは、バッテリーセルと制御基板がガチガチに組み込まれており、街の修理屋さんはもちろん、メーカーでさえも「分解修理」より「新品交換」の方がコストが安くなる(あるいは構造的に無理)というケースが多いようです。

20万円近くした機材が、たった3年でゴミになってしまう…。 これがポータブル電源の怖いところです。

最大の難関:「処分」どうする問題

「じゃあ捨てるか…」と諦めたとして、次に立ちはだかるのが処分の壁です。

ご存知の方も多いと思いますが、ポータブル電源は自治体の「燃えないゴミ」や「粗大ゴミ」では捨てられません。 内蔵されている大容量リチウムイオンバッテリーが発火の危険性を持つため、ほとんどの自治体で回収不可品目に指定されています。

どうやって捨てるのが正解?

今回の私の場合、メーカーさんが「送料負担してくれるなら回収して処分します」と言ってくれたので、送り返すことで解決しました。 しかし、メーカーによっては回収を行っていない場合もあります。

その場合の選択肢は主に3つです。

  1. メーカー回収(一番確実。購入前に要確認!)
  2. 認定リサイクル業者(「リネットジャパン」など、環境省認定の業者に依頼)
  3. 不用品回収業者(高額になる可能性あり、悪徳業者に注意)

家電量販店の回収BOX(JBRC)は、基本的に「小型のモバイルバッテリー」が対象で、ポータブル電源のような大型製品は対象外のことが多いので注意が必要です。

教訓:次はどうする?「壊れる前提」で選ぶ

今回の件で痛感しました。ポータブル電源は「一生モノ」ではなく「消耗品」です。 スマホと同じで、いずれバッテリーが劣化するか、基盤が壊れます。

これを踏まえて、今後どういう基準で電源を選ぶべきか考えました。

最大の難関:「処分」どうする問題

「じゃあ捨てるか…」と諦めたとして、次に立ちはだかるのが処分の壁です。

ご存知の方も多いと思いますが、ポータブル電源は自治体の「燃えないゴミ」や「粗大ゴミ」では捨てられません。 内蔵されている大容量リチウムイオンバッテリーが発火の危険性を持つため、ほとんどの自治体で回収不可品目に指定されています。

どうやって捨てるのが正解?

今回の私の場合、メーカーさんが「送料負担してくれるなら回収して処分します」と言ってくれたので、送り返すことで解決しました。 しかし、メーカーによっては回収を行っていない場合もあります。

その場合の選択肢は主に3つです。

  1. メーカー回収(一番確実。購入前に要確認!)
  2. 認定リサイクル業者(「リネットジャパン」など、環境省認定の業者に依頼)
  3. 不用品回収業者(高額になる可能性あり、悪徳業者に注意)

家電量販店の回収BOX(JBRC)は、基本的に「小型のモバイルバッテリー」が対象で、ポータブル電源のような大型製品は対象外のことが多いので注意が必要です。

教訓:次はどうする?「壊れる前提」で選ぶ

今回の件で痛感しました。ポータブル電源は「一生モノ」ではなく「消耗品」です。 スマホと同じで、いずれバッテリーが劣化するか、基盤が壊れます。

これを踏まえて、今後どういう基準で電源を選ぶべきか考えました。

1. アフターサポートが最強のメーカーを選ぶ

壊れた時に「修理センター」が日本国内にあり、迅速に対応してくれるメーカーを選ぶこと。 例えば、EcoFlowBLUETTIJackeryといった大手は、この辺りの体制がしっかりしています。安さだけで選ぶと、捨てるときに地獄を見ます。

2. 「サブバッテリーシステム」を組む

私が以前からおすすめしているのがこれです。 バッテリー、走行充電器、インバーターを別々に組み合わせて作るシステムです。

もしインバーターが壊れたら、インバーターだけ(数千円〜数万円)買い換えれば済みます。バッテリー自体は10年以上使えるものも多いです。 **「部分交換ができる」**というのは、長く使う上で最強のメリットだと改めて感じました。

まとめ:高い勉強代だったけど…

愛機との別れは辛いですが、これでポータブル電源のリスクを再認識できました。 これからは、手元に残った小型のポータブル電源(600Wh)と、自作のサブバッテリーシステムを駆使して車中泊を続けていきます。

みなさんも、ポータブル電源を買うときは**「性能」だけでなく「処分・修理の方法」まで確認して**からポチるようにしてくださいね!

動画で見る「ポタ電故障のリアル」

実際に故障したポータブル電源の様子や、メーカーとのやり取りの詳細、そして今後の電源計画については、YouTube動画で赤裸々に語っています。

【関連情報もチェック!】

【失敗しない電源選びのために】

今回の記事で「電源選び、もっと慎重になろう」と思った方は、ぜひ下の記事も読んでみてください! 壊れにくいサブバッテリーの魅力や、信頼できるメーカーの製品を紹介しています。

今後も「でっきんの車中泊ライフ」をどうぞよろしくお願いいたします!

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