どうも、でっきんです! いよいよ秋本番、車中泊が最高に気持ちいい季節になってきましたね! イベントも増えますし、遠出する機会も多くなるのですが、そうなると気になるのがガソリン代…。
特に私の愛車、20年落ちの10系アルファードは、正直言って燃費が良いとは言えません。 下道でリッター7km、高速を頑張って走っても11km行くかどうか…。
そんな悩みを抱えていたら、株式会社次の灯さんから「これ、試してみてください!」と、良いものを提供していただきました!
それが今回レビューする、ガソリン添加剤**「FM煤殺し」**です!
こんにちは! YouTubeチャンネル「でっきんの車中泊チャンネル」で登録者1.2万人、本業はエアコン清掃業のでっきんです。 プロの知識を活かして、車中泊における「エアコン」「電力システム」「DIY」について、どこよりも詳しく、そして正直に情報を発信しています。 「もっと詳しく知りたい!」という方は、ぜひこちらのプロフィールもご覧ください。
話題のガソリン添加剤「FM煤殺し」とは?

今回試させてもらった「FM煤殺し」。 実はこれ、もともとはディーゼルトラック用に開発された添加剤で、その効果の高さからものすごく人気が出た商品だそうです。
Amazonのランキングでも1位を獲得したり、累計8万本以上も売れている大ヒット商品らしいです。 そんな「煤殺し」シリーズから、待望のガソリン車専用として登場したのが、この「FM煤殺し」というわけですね。
ボトルの説明によると、主な効果は3つ。
- 燃費改善
- ドライビングフィール向上
- エンジンの長寿命化
平均で燃費が5%もアップする可能性があるらしいです。 私のアルファードで5%と言ったら微々たるものかもしれませんが、20年落ちの車ですからね。少しでもエンジンが元気になってくれたら嬉しいです。
【ガチ検証】20年落ちアルファードで燃費を測ってみた
今回の相棒と検証ルール
今回の検証に協力してもらう相棒は、もちろん私の愛車です!
- 車種: 10系アルファード(20年落ち)
- 走行距離: 約15万km
もうベテランの域に達している、このアルファードで検証していきます。
検証のルールは以下の通り。
- ガソリンを入れる前に「FM煤殺し」を1本投入する。
- 満タン給油して、1週間ほど普段使いして薬剤をエンジン内に馴染ませる。
- 検証スタート前にもう一度ガソリンを満タンにする。
- 高速道路をメインに約150km走行する。
- 走行後、再度ガソリンを満タンにして、入った量から燃費を計算する。
かなり正確な数値が測れるはずです!
「煤殺し」の使い方
使い方はとても簡単です。

添加剤は、ガソリンを入れる「前」に入れるのがポイントやで!先に入れることで、後から入ってくるガソリンとしっかり混ざって、効果を最大限に発揮できるや!

給油口のキャップを開けて、「FM煤殺し」を1本まるまる注ぎ込むだけ。 あとはいつも通り、ガソリンを満タンにすれば準備完了です。
ちなみに、使用目安は2,000〜3,000km走行ごとに1本。 ガソリン25L〜50Lに対して1本が目安なので、ほとんどの車は満タン給油の時に1本入れたらOKですね。
【1週間後】投入直後の体感は?
「煤殺し」を入れてから1週間。 燃費計測の旅に出る前の時点での、率直な感想を言っておきます。

これはあくまで私の体感ですが、アイドリング時のエンジン音が明らかに静かになった気がします!信号待ちなどで車内に伝わってくる振動も、心なしか少なくなったように感じました。
15万kmも走っていると、やはりエンジンのノイズや振動は気になってくるものですが、それが軽減されただけでも「お、これは期待できるかも」と思いました。
快適な走行にはバッテリーも重要!こちらの記事も一緒にどうぞ!
【車中泊のJAF代わり】バッテリー上がりの原因と対策!電池不要のジャンプスターター&DIY交換術
【衝撃の結果】長距離走行後の燃費はこうなった!
そしていよいよ、大阪での仕事終わりに、燃費計測を兼ねた車中泊旅へ出発! 高速道路を約80km/hの一定速度で、約150km走ってきました。

家に帰る前に、近所のガソリンスタンドで給油。 緊張の一瞬です…。
- 走行距離: 134.5km
- 給油量: 12.0L
ということは…

燃費はリッター11.2km/L!
おお!っと思いました。
「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、私のアルファードにとっては、かなり良い数字なんです。 ルーフテントなど重いものも積んでいますし、これまで同じような条件で走った時は、大体10.5km/L〜11.0km/L弱でしたからね。
確実に燃費は向上していると言っていいのではないでしょうか!
ガソリン添加剤「煤殺し」のデメリットは?
キーワードにもあった「デメリット」についても触れておかないといけませんね。
今回、一連の検証を通して、私が感じたデメリットは正直言って特にありませんでした。 エンジンが不調になったとか、変な音がしたとか、そういったことは一切なし。
あえて言うなら、添加剤自体の購入費用がかかることぐらいですが、これで燃費が良くなって、エンジンも長持ちするなら、むしろコストパフォーマンスは良いのではないかと思います。
まとめ:FM煤殺しは「アリ」!特に古い車には試す価値大!
今回の検証をまとめると、
- 燃費: 確実に向上した!(10km台後半 → 11.2km/L)
- エンジン音: アイドリング時、明らかに静かになったと体感。
- 振動: 停車中の不快な振動が軽減された。
- デメリット: 特に感じられなかった。
という結果になりました!
もちろん、これは私の20年落ちのアルファードでの結果ですから、すべての車で同じ効果が出るとは限りません。 でも、
- 走行距離が多い車に乗っている人
- 年式が古い車を大事にしている人
- キャンピングカーに乗っている人
こういう人には、一度試してみる価値は十分にあると思います! エンジンのコンディションを整えるという意味でも、愛車への投資として「アリ」ですね。
動画でもっと詳しく!
今回の燃費計測の旅の様子は、YouTubeでも詳しく公開しています! 実際のエンジン音の変化や、車中泊の様子も見れますので、ぜひこちらもチェックしてくださいね!
【冬の車中泊シリーズもチェック!】
今回の記事、読んでくれてありがとうな! これで冬の車中泊暖房シリーズは完結や!まだ読んでない記事があったら、全部読んで冬の達人になってくれ!
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今後も「でっきんの車中泊ライフ」をどうぞよろしくお願いいたします!


