【4000円以下】冬の車中泊に最適!400Wで動く低電力セラミックファンヒーターをガチレビュー

「400Wで車内温まる!」「低電力で車中泊向き!」という文字と、車内で稼働する小型のセラミックファンヒーター。 車中泊便利グッズ
低電力でも、冬の車中泊はここまで快適になる。

前回の記事まで、3回にわたってカセットガスストーブ『マイ暖』の魅力と安全な使い方を解説してきました。

しかし、 「いくら安全と言われても、車内で火を使うのはやっぱり抵抗がある…」 「ガス缶の管理や換気が面倒…」

そう感じる方も少なくないはずです。 そこで今回は、冬の車中泊シリーズ第4弾として、電気の力で安全・手軽に暖を取る選択肢、**「低電力セラミックファンヒーター」**を徹底的にレビューします!

僕がAmazonで数ある製品の中から探し出した、4000円以下という驚きの価格で、わずか400Wから使えるこの一台。 果たして、冬の車中泊で本当に頼りになるのでしょうか?

この記事でわかること
  • 車中泊に最適なセラミックファンヒーターの選び方
  • 4000円以下の激安ヒーターのリアルな性能と消費電力
  • ガス式の『マイ暖』とのメリット・デメリット徹底比較
  • 実際の車内でどれだけ温度が上がるのかの検証結果
電気の暖房器具を検討している方は、必見です!

なぜこの一台を選んだのか?車中泊向きヒーターの条件

今回僕が選んだのは、MOTIFUNというメーカーのセラミックファンヒーター。 正直、メーカー名は聞いたことがありませんでした(笑) しかし、この製品には車中泊で使う上で理想的な条件が揃っていたのです。

  • 低消費電力: 弱400W / 強600Wで、ほとんどのポータブル電源で使える。
  • 価格: 2980円という圧倒的なコストパフォーマンス。
  • コンパクト&軽量: 『マイ暖』より一回り小さく、重さはわずか850g
  • 安全性: 転倒時自動OFF機能付き。火を使わないので一酸化炭素中毒の心配もなし。
白いセラミックファンヒーターと黒いイワタニ『マイ暖』を並べてサイズを比較している様子
ストーブ比較

まさに「車中泊のためにあるんじゃないか?」と思えるほどのスペックです。

これが冬の車中泊の救世主になる!?↓

【実測】消費電力はスペック通り?

実際にポータブル電源に接続し、消費電力を計測してみました。

設定スペック値実測値(安定時)
400W約370W
600W約610W

ほぼスペック通りの数値で、安定して動作することが確認できました。 これなら、小型のポータブル電源でも「弱」モードなら1時間程度は使えそうです。

でっきん
でっきん

ほぼスペック通りの数値で、安定して動作することが確認できました。 これなら、小型のポータブル電源でも「弱」モードなら1時間程度は使えそうです。

【徹底比較】ガス vs 電気!あなたに合うのはどっち?

では、前回紹介したガスストーブ『マイ暖』と、今回のセラミックファンヒーター、それぞれどんな人に向いているのでしょうか。

イワタニ『マイ暖』(ガス式)

メリットメリット
◎ 電気が不要△ 火気使用のリスク(換気必須)
圧倒的な速暖性と暖房能力△ ランニングコストが高い(ガス缶代)
〇 輻射熱で空間全体が暖まる△ 就寝時の連続使用はNG

👉️こんな人におすすめ:

  • 電源がない場所でも暖を取りたい人
  • とにかくすぐに、パワフルに車内を暖めたい人
  • 換気や火の管理を自己責任で徹底できる

低電力セラミックファンヒーター(電気式)

メリットメリット
◎ 火を使わず安全・手軽△ 大容量のポータブル電源が必要
圧倒的に安い(本体・電気代)暖房能力はガスに劣る
〇 コンパクトで収納しやすい△ 低温環境でポタ電が動かない可能性

👉️こんな人におすすめ:

  • 安全性と手軽さを最優先したい人
  • 十分な容量のポータブル電源を持っている人
  • ピンポイントで足元などを暖めたい人

【温度上昇検証】30分で車内はどれだけ暖まる?

最後に、朝方の冷え込んだ車内で、このセラミックファンヒーターを30分間「強(600W)」で稼働させ、どれだけ温度が上昇するのかを検証しました。

開始時30分後変化
車内温度10.0℃14.3℃+4.3℃
朝の5時38分の車内の温度を表しているシーン
検証前の車内温度
検証前10℃だった温度計が、30分後には14.3℃まで上昇している様子
検証後の車内温度

前回の『マイ暖』の検証では、同程度の時間で約10℃上昇したのに比べると、やはり空間全体を暖める能力は劣ります。 しかし、ヒーターの温風が直接当たる場所は非常に暖かく、ピンポイントで暖を取るには十分すぎる性能だと言えるでしょう。

まとめ:安全性とコスパで選ぶなら「アリ」!ただし電源は必須

今回の検証で、2980円の低電力セラミックファンヒーターは、**「大容量のポータブル電源を持っている」という条件付きで、冬の車中泊の選択肢として「大いにアリ」**であることがわかりました。

でっきん
でっきん

ほぼスペック通りの数値で、安定して動作することが確認できました。 これならメインの暖房としてこれ一台で乗り切るのは少し心許ないかもしれんけど、『マイ暖』で全体を暖めた後の補助暖房として使ったり、電気毛布と併用したりすれば、最強の布陣が完成するな。この値段なら、とりあえず買っておいて損はない逸品やで!

↓動画では、実際の温風の強さや稼働音、リアルタイムの温度変化を詳しくレビューしてるで!↓

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今回の記事、読んでくれてありがとうな! 冬の車中泊暖房シリーズ、まだ読んでない記事があったら合わせてチェックしてみてや!

今後も「でっきんの車中泊ライフ」をどうぞよろしくお願いいたします!

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