はじめに:ミニバンで「キャンピングカー」の夢、叶うって知ってた?
家族とのドライブや旅行は、かけがえのない楽しい時間ですよね。 「宿泊費が意外と高くつくから、もっと気軽に旅に出たいな…」 「キャンピングカーは憧れるけど、普段使いしにくいし、値段も高いしなぁ…」 そうお悩みの方も多いのではないでしょうか?
いつも動画をご覧いただき、ありがとうございます!でっきんです。 今回は、私の愛車、ミニバン・アルファードを自分でコツコツDIYして作り上げた、「家族6人が快適に旅して、寝泊まりして、ご飯を食べられる車」について、改めてご紹介したいと思います! これまでのDIYや車内紹介の動画をギュッとまとめた総集編として、この車がどのように使えるのか、様々なシチュエーション別にご紹介しますね!完成形はまさに「家族みんなで快適に旅できる動く我が家」!
「家族6人で車中泊なんてできるの?」そう思う方もいらっしゃるかもしれません。以前は色々な工夫をしても、正直かなり窮屈でした…。 しかし、今回ご紹介する改造とルーフテントの導入で、家族6人全員が、車内とルーフテントに分かれて広々と眠れるようになり、車での旅が格段に快適になったんです!
このブログ記事では、この車のコンセプトや、それぞれの使い方、こだわりのDIYポイント、そしてどのように快適な空間を作り出したのか、詳しくご紹介していきます。アルファードの新たな可能性と、家族でできる車中泊の魅力に気づいていただけるはずです。

家族6人で車中泊なんて、ホンマにできるんかって思うやろ?でもな、このアルファードなら夢じゃないんやで!この改造で、旅のスタイルが劇的に変わったんや!
動画でサクッとチェック!でっきんのアルファード「疑似キャンピングカー」
まずは動画で、でっきんが熱く語る様子をチェックしたい方はこちらからどうぞ! 記事の内容を、より分かりやすく解説しています。
【でっきん流】アルファード「疑似キャンピングカー」のコンセプト
私がアルファードを改造する上で一番こだわったのは、**「家族6人が全員快適に過ごせること」**です。本格的なキャンピングカーの購入を検討する中で、普段使いの利便性やコスト面を考慮し、この「疑似キャンピングカー」という選択肢に至りました。
この車は、家族全員での旅行はもちろん、一人旅や子供たちとの3人旅など、色々なシチュエーションに合わせて使い分けられるのが大きな特徴です。このコンセプトを元に、アルファードを「走るリビング」に変身させていきました。
- 移動も宿泊も快適に: 長距離ドライブも疲れない、広々とした車内空間を確保し、寝泊まりもストレスなく行えるように工夫しました。
- 「食べる・寝る」ができる: どこでも気軽に車中飯を楽しめて、夜はみんなでゆっくり眠れるスペースを確保しました。
- 普段使いも可能: 毎日乗るファミリーカーとしての機能性を損なわないよう、必要な時にだけ車中泊モードに切り替えられる設計にしました。
- コストを抑える: 高価なキャンピングカーを購入するよりもはるかに費用を抑えつつ、理想の車中泊仕様を実現することを目指しました。
用途別!変幻自在の「シートアレンジ」と「レイアウト」
私のアルファードの大きな特徴は、旅の人数や目的に合わせて、車内レイアウトが自由自在に変化することです。様々なシチュエーションで快適に使えるよう、工夫を凝らしました。
1. 一人で自由に旅する「動く事務所」モード
まずは、一人で旅に出る時の使い方です。この時はルーフテントは使用しません。 車内に入ると、すぐに対面式の座席シートと、その後ろに常設ベッド、そして常設の机が現れます。


まさに、一人用の贅沢なプライベート空間ですね。旅先で疲れたら、サービスエリアや道の駅でこの状態のまま休憩することも多いです。
この机は、実は取り外してベッドの一部としても使える優れもの。取り外しや組み立てはたったの1分もかかりません!ちょっと休憩したい時や、すぐに横になりたい時に便利です。 私が特にこだわったのが、この壁掛け収納です!ここには、箸やスプーン、調味料、ちょこっと家電(電気ケトルやポータブル炊飯器など)、鍋、折りたたみガスコンロ、フライパンなどが整理して収められています。使いたいものがすぐに取り出せて、車内でも簡単に調理ができるんです。

でっきんが壁掛け収納を作ったDIY方法の動画はこちら!
その時使った道具や壁掛け収納している調理器具のセットは以下の通りです。




見ての通り、この机はホンマに多機能やで!一人で旅に出た時は、まさに動く事務所!旅先で仕事もできちゃうなんて、贅沢やろ?
2. 息子たちとの3人旅モード
長男・次男と3人で車中泊に行く時の使い方です。これまではルーフテントがなかったので、車内をフルフラットにしてベッドを作る必要がありましたが、ルーフテントを付けたことで、使い方の選択肢が広がりました!

特にRVパークやキャンプ場など、ルーフテントが使える場所では、積極的にルーフテントを使います。ルーフテントは大人1人と子供2人なら余裕で寝られる広さがあるんです。ルーフテントを二段ベッドのように使うことも可能で、上で子供たちが寝て、大人が車内で寝る、というレイアウトもできます。

もちろん、一人用モードのままの対面シートアレンジで、3人で食卓を囲むことも可能です。車内のベッドを展開した場合も、対面テーブルで食事をしてからベッドにする、といった使い方もできます。 車内をフルフラットにする際に使う板(フルフラットマット)は、使わない時はルーフテント内に収納しておくと便利です。

一人用モードから、息子たちとの3人旅モードへの切り替えも、ホンマにスムーズなんやで!この板の収納方法も工夫してるから、邪魔にならへんのが最高やな!
参考までにこんなルーフテントをつけました

3. いよいよ本領発揮!家族6人全員快適モード
今回の改造の最大の目的であり、一番見ていただきたいポイントです!私、妻、長男、次男、双子の娘2人の家族6人で使う時の使い方です。 以前は1列目までフルフラットにするなど、色々な方法を試しましたが、準備に20分以上かかったり、何より6人で寝るにはかなり窮屈で、移動もままならない状態でした。


この悩みを解決してくれたのが、やはりルーフテントです!寝る時は、ルーフテントの上で私と長男、次男の3人が寝ます。これは3人でも快適に寝られることが実証済みです。 そして、下の車内では妻と双子の娘2人が寝ます。車内のベッドは、対面シートを展開することで作ります。この車内ベッドは、縦が2m近く、横幅が1m30cmあり、子供2人と大人1人が寝るのに十分な広さです。 つまり!ルーフテントと車内を合わせて、**「ダブルサイズのベッドが2つあるような二段ベッド」**が完成したのです!これで、家族6人でもゆったりと寝られるようになりました。

これが家族6人旅の完成形やで!ルーフテントと車内ベッドを合わせたら、もう自宅の寝室と変わらへん広さ!みんなでワイワイ寝られるのが、ホンマに楽しいんや!
寝具は寝袋をよく使ってます!季節によって薄さなどを変えていきます。

【知っておきたい注意点】
ただし、ルーフテントは使用できる場所が限られています。この6人快適モードは、主にRVパークや湯パークなどの施設を利用する際に活用することを想定しています。事前に利用規約を確認しましょう。
車内で寝る子供たちは、壁に常設したタブレットで寝る前にYouTubeなどを楽しむこともできますよ。
でっきんが使ってるタブレットホルダー

快適を追求した「車内設備」を徹底解説
私のアルファードには、快適な車中泊を実現するための様々なDIY設備が詰め込まれています。
常設ベッド&フルフラット板
普段はシートとして機能しますが、車中泊時にはフルフラットベッドに変わるように、自作のフルフラット板を設置しています。この板は、走行時はコンパクトに収納できるように工夫しています。
ここでもルーフテントが大活躍!走行中はテントの中に収納できるからこそ持ち運びが実現できるのです。
多機能な「机」と「対面ダイネット」
車内での食事や作業に欠かせないのが、この専用の机です!セカンドシートを回転させれば、机を囲んで家族で食事ができる**「対面ダイネットモード」**が完成します。まるで家でご飯を食べているみたいです。 個人的にはこの対面モードが一番気に入っていますが、大人4人であればゆったりと食卓を囲めますが、6人全員だと正直かなり窮屈です。そのため、私と次男は前席で、残りのメンバーがテーブルで、と分かれて食事をすることも多いです。


この対面ダイネット、ホンマに最高なんよ!家族みんなで顔を見合わせてご飯食べられるし、旅先でも家と変わらへん食卓が作れるから、子供たちも大喜びやで!
抜群の収納力!壁掛け収納&調理器具スペース
限られた車内空間を有効活用するために、壁面にはDIYで収納スペースを設置しました! 細々とした小物や、すぐに使いたいものをまとめておけるから、車内が散らかる心配もありません。 ここには、箸やスプーン、調味料、ちょこっと家電、鍋、折りたたみガスコンロ、電気ケトル、フライパンなどが整理して収められています。使いたいものがすぐに取り出せて、車内でも簡単に調理ができるんです。車中飯の必須道具については、こちらの記事も参考にしてくださいね!
車中泊で大活躍!ポータブル冷蔵庫
食材や飲み物の鮮度を保つために、ポータブル冷蔵庫も常備しています! これで、旅先でも美味しいものを安心して楽しめるし、冷たい飲み物もいつでも飲めるから最高です!でっきん愛用のポータブル冷蔵庫についてはこちらの記事もチェック!
その他の工夫
- 照明: 車内全体を明るく照らすLEDライトや、読書灯としても使えるスポットライト。
- プライバシーシェード: 全窓に車種専用シェードを取り付けているので、外からの視線を完全にシャットアウトできます!アルファードの夏対策でも紹介したシェードと扇風機についてはこちら
走行時はどうする?レイアウトと収納の工夫
安全や酔い防止のため、走行時は通常の3列シートのレイアウトに戻しています。後ろ向きに座ったり、シェードなどで目隠しされている状態だと酔いやすいので、シェードも外して外が見えるようにしています。
改造で使う板類(フルフラット板など)は、ルーフテント内や車内にうまく収納しています。アルファードの2列目は足元がとても広いので、娘がジュニアシートに乗っていても、冷蔵庫を置いても邪魔になりません。壁の収納も、走行中はさほど邪魔にならず、窓からの開放感もあります。

移動中は安全第一やから、シートアレンジも元に戻すんやけど、この板の収納方法も工夫してるから、荷物にならへんのがホンマに助かるで!さすがアルファード、足元も広々やな!
【気になる改造費用は?】
「これだけ改造すると、キャンピングカーを買うより高くなるのでは?」と心配される方もいるかもしれません。 しかし、今回、車両価格にルーフテント代などを合わせても、本格的なキャンピングカーの1/10程度の費用で実現できたと感じています。大家族の我が家にとっては、無理のない範囲で理想の車中泊仕様を作ることができました。
まとめ:「家族でできる車中泊」を目指して!アルファードは「万能疑似キャンピングカー」だ!
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、私が愛車のアルファードを**「家族6人全員が快適に寝泊まりでき、旅を楽しめる動く我が家」**へと変身させた秘密を徹底解説しました。
- 家族の人数や用途に合わせて変化する変幻自在のレイアウト
- 快適な車中泊を実現する常設ベッドや多機能な机などの車内設備
- 本格キャンピングカーよりはるかに費用を抑えられるDIYの可能性
もちろん、私のような大家族でなくても、夫婦2人や3人家族であれば、車内のスペースだけでも十分に快適な車中泊が可能です。ぜひ、ミニバンでの車中泊を検討されている方の参考になれば嬉しいです。
これからも、このアルファードを使って家族で色々な場所へ旅に出かけ、子供たちが大きくなるまでたくさんの思い出を作っていきたいと思っています。このチャンネル、そしてこのブログのコンセプトは「家族でできる車中泊」です。 近いうちに、この車で実際にRVパークに行った時の様子や、ルーフテントが使える場所・使えない場所などをまとめた動画も公開する予定です。そちらもぜひ楽しみにしていてください! 今回の記事が良かった!参考になった!という方は、ぜひSNSでのシェアやコメントをいただけると嬉しいです!
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