【車中泊のJAF代わり】バッテリー上がりの原因と対策!電池不要のジャンプスターター&DIY交換術

「車中泊に必須!?知っておきたいバッテリー管理の落とし穴」という文字と、筆者、AUTOWITジャンプスターター、そして新旧のカーバッテリーが写った画像。 車中泊便利グッズ
バッテリー管理を制する者が、快適な車中泊を制する。

サブバッテリーや走行充電器など、快適化のために様々な電装品を追加する車中泊仕様車。 しかし、その恩恵の裏側で、車の心臓部であるメインバッテリーに少しずつ負荷がかかっていることを意識していますか?

「旅先でエンジンがかからない…」

そんな最悪の事態を避けるため、今回は車中泊ユーザーなら絶対に知っておくべきバッテリー管理の知識と、いざという時に自分を救うためのアイテム&DIY術を徹底的に解説します。

この記事でわかること
  • 車中泊仕様車がバッテリー上がりに注意すべき理由
  • 電池不要で超安全!最新ジャンプスターター「AUTOWIT」の実力
  • プロが教える!自分でできるバッテリー交換の全手順
  • 古いバッテリーの正しい処分方法
この記事を読めば、バッテリーへの不安がなくなり、より安心して車中泊の旅に出られるようになります。

なぜ車中泊で「バッテリー管理」が重要なのか?

僕のアルファードのバッテリーは、交換してから約3年半。まだまだ使える状態ではありますが、最近電圧の低下が早くなってきたように感じます。

特に、サブバッテリーシステムを組んでいる車は、オルタネーター(発電機)が常に頑張って発電するため、知らず知らずのうちに各所に負荷がかかっています。 劣化したバッテリーを放置すると、数日車に乗らないだけでバッテリー上がりを起こすことも珍しくありません。

そこで重要になるのが、「もしも」の時の備えです。

バッテリー上がりの救世主!電池不要のジャンプスターター「AUTOWIT」

「ジャンプスターター」と聞くと、重くて大きな箱を想像しませんか? 今回紹介する**「AUTOWIT」のジャンプスターター**は、そんな常識を覆す画期的なアイテムです。

コンパクトな専用ケースに収められたAUTOWITのスーパーコンデンサジャンプスターター」
AutoWitジャンプスターター

AUTOWITは何がすごい?驚きの原理

この製品の最大の特徴は、内部にリチウムイオン電池が入っていないこと。 ではどうやってエンジンをかけるのか?

それは、バッテリー上がりの車に残っている微弱な電力を吸い上げて本体(スーパーコンデンサ)に一時的に溜め込み、それを一気に放出することで、セルの始動に必要な電圧を生み出すという仕組みです。

AutoWitジャンプスターターの原理を表した図解

※HP引用

でっきんポイント!
電池が入ってへんから、真夏の車内に置きっぱなしにしても発火の心配がなくて、めちゃくちゃ安全やねん。しかも、使う前に「充電しとかなアカン」っていう手間もない。いざという時に確実に使える、まさに車中泊旅のお守りにピッタリのアイテムやで。

実際の使い方を実演!

使い方は超簡単。

  1. ワニ口クリップをバッテリーに接続すると、自動で起動。
  2. バッテリーに残った微弱な電力を吸い上げ、本体が100%になるまで自動でチャージ。(約2〜3分)
  3. 「POWER ON」ボタンを押すとカウントダウンが始まり、10秒間バッテリーに電力を放出!その間にエンジンをかければOK!
ジャンプスターターを起動させる前の麺バッテリーの電圧を表したシーン
ジャンプスターター前の電圧
ジャンプスターター起動後のメインバッテリーの電圧の様子
ジャンプスターター起動後の電圧

このように、一時的に電圧を安全に引き上げてくれるので、誰でも簡単にエンジンを再始動させることができます。

【DIY講座】自分でできる!バッテリー交換の全手順

ジャンプスターターはあくまで応急処置。一度上がってしまったバッテリーは寿命が近い証拠なので、速やかに交換が必要です。 今回は、意外と簡単にできるバッテリー交換のDIY手順を解説します!

① 安全対策と古いバッテリーの取り外し

【最重要】必ずマイナス端子から外す! これを間違えると、工具がボディに触れた瞬間にショートして非常に危険です。

  1. バッテリーを固定している金具をスパナで外す。
  2. マイナス端子のナットを緩めて、ケーブルを外す。外した端子には軍手などを被せて、誤って接触しないように養生する。
  3. プラス端子のナットを緩めて、ケーブルを外す。同様に養生する。
  4. 古いバッテリーを真上に持ち上げて取り出す。
カーバッテリーの交換作業。マイナス端子からケーブルを外し、軍手で絶縁している様子
メインバッテリー交換シーン

② 新しいバッテリーの取り付け

【最重要】取り付ける時はプラス端子から!

  1. 新しいバッテリーを設置する。今回僕が選んだのは「LEOCH」というメーカーの、純正より少し容量の大きいバッテリーです。
  2. プラス端子からケーブルを取り付け、ナットをしっかり締める。
  3. マイナス端子のケーブルを取り付け、ナットを締める。
  4. 最初に外した固定金具を取り付けて、バッテリーが動かないようにしっかり固定すれば完了!

③ パワーウィンドウの初期設定を忘れずに!

バッテリーを外すと、多くの車でパワーウィンドウのオート機能がリセットされてしまいます。 僕のアルファードの場合、各ドアのスイッチで一度窓を全開にし、その後一番上まで閉め続けることでリセットが完了しました。

まとめ:夏の旅の前に、バッテリー点検は必須!

今回は、車中泊ユーザーなら知っておきたいバッテリー管理術として、「AUTOWIT ジャンプスターター」の紹介と、DIYでのバッテリー交換方法を解説しました。

でっきん
でっきんポイント!
夏本番、エアコンなどでバッテリーへの負荷も大きくなる季節や。長距離の旅に出る前には、必ずバッテリーの電圧チェックや、いざという時のためのジャンプスターターの準備を忘れんようにな!

↓動画では、ジャンプスターターの実際の動きや、バッテリー交換の詳細な手順を分かりやすく解説してるで!↓

【関連情報もチェック!】

今回の記事、読んでくれてありがとうな!
でっきんの車中泊ライフでは、他にも穴場スポットや快適な車中泊DIYの情報を発信してるから、ぜひチェックしてみてや!

今後も「でっきんの車中泊ライフ」をどうぞよろしくお願いいたします!

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