【新旧比較】Renogy走行充電器を30Aから50Aへ載せ替え!中身が劇的に進化してた件

新旧入れ替え!! RENOGY走行充電器」「約700W充電!」という文字。新旧2台のRenogy走行充電器が並べられている画像 車中泊DIY
見た目はそっくりだけど、中身は別次元の進化!

サブバッテリーシステムを組んでいる車中泊ユーザーにとって、定番中の定番アイテムといえば**「Renogy(レノジー)の走行充電器」**ですよね。

僕もアルファードのサブバッテリー化で1年ほど愛用してきたんですが、今回、Renogyさんから**「新型(G6モデル)」**が登場したとのことで、思い切って載せ替えを行いました!

今回交換するのは、

  • 旧:DCC30S(30Aモデル)
  • 新:RBC50D1S-G6(50Aモデル)

単に容量が30Aから50Aに増えただけ…と思いきや、実は**「ソーラー入力」「充電制御」**に関して、革命的とも言える進化を遂げていたんです。

今回は、実際に載せ替え作業を行い、旧型と新型で何が変わったのか、その実力を徹底的に検証・比較していきます。

この記事でわかること
  • 旧型と新型(G6)、見た目とスペックの違い
  • ここが凄い①:ソーラー入力電圧が「25V→50V」に拡大!
  • ここが凄い②:走行充電とソーラーの「電流配分」が賢くなった!
  • 50Aモデルの実力検証(約700W充電!)
これからサブバッテリーを組む人はもちろん、旧型を使っている人も要チェックです!
でっきん
でっきん

こんにちは! YouTubeチャンネル「でっきんの車中泊チャンネル」で登録者1.2万人、本業はエアコン清掃業のでっきんです。 プロの知識を活かして、車中泊における「エアコン」「電力システム」「DIY」について、どこよりも詳しく、そして正直に情報を発信しています。 「もっと詳しく知りたい!」という方は、ぜひこちらのプロフィールもご覧ください。

見た目はほぼ同じ?でも中身は別物だった

まずは開封して、新旧の外観を比較してみましょう。

縦横のサイズは全く同じ。唯一の違いは**「高さ」**です。 50Aモデルになったことで発熱量が増えるためか、冷却用のヒートシンクが大型化し、少し背が高くなっています。

付属品(温度センサーや電圧測定ケーブルなど)もほぼ同じなので、既存のRenogyユーザーなら、本体の入れ替えは非常にスムーズに行えます。 (※ただし、30A→50Aにする場合は、ケーブルの太さとヒューズ容量の見直しが必須です!僕は8sqから14sqへ、ヒューズも60Aから80A程度へ強化しました。)

【進化点①】ソーラー入力電圧が「50V」まで対応!これが神!

今回のモデルチェンジで最も感動したのがこれです。 旧型では、ソーラーパネルからの入力電圧制限が**「25Vまで」**でした。

これの何が問題かというと、大型のソーラーパネルや、電圧の高いパネルを使う場合、25Vを超えてしまうと充電がカットされてしまうんです。 僕の場合、降圧機(DC-DCコンバーター)を噛ませて無理やり電圧を下げて使っていましたが、これが結構な手間とロスでした。

新型は「50V」までOK!降圧機が不要に

しかし、新型(G6)は最大50Vまで対応! これにより、家庭用の大型パネルや、直列で繋いだパネルも、降圧機なしで直接接続できるようになりました。

ソーラー入力電圧が30.6Vを示しているが、正常に充電が行われているRenogy DC Homeアプリの画面
充電しているシーン

検証でも、30Vを超える電圧がそのまま入力され、効率よく充電されていることが確認できました。これはシステムをシンプルにする上で最大のメリットです。

【進化点②】走行充電とソーラーの「電流配分」が賢くなった!

もう一つの大きな進化が、**「走行充電とソーラー充電の同時利用時の挙動」**です。

旧型の挙動:常に半々

旧型では、走行充電とソーラー充電が同時に行われる場合、強制的に**「電流が半分ずつ」**に制限されていました。 (例:30Aモデルなら、走行15A+ソーラー15A=合計30A)

これだと、ソーラーが曇りで微弱な発電しかしていない時でも、走行充電側も制限されてしまい、トータルの充電量が落ちてしまっていたんです。

新型(G6)の挙動:自動調整でフルパワー!

新型ではこの制御が賢くなりました! **「ソーラーの発電量が少ない時は、自動的にカットして走行充電に全振りする」**という機能が搭載されたんです。

検証時も、曇りでソーラー発電が弱いタイミングでは、ソーラーをカットして**オルタネーターからの走行充電だけで約50A(フルパワー)**を出していました。 これにより、どんな天候でも常に最大限の効率でサブバッテリーを充電できるようになりました。

でっきん
でっきん

これは地味やけどめちゃくちゃデカい進化やで!旧型では、効率を上げるためにわざわざ手動でソーラーのスイッチを切ったりしてたけど、その手間が一切なくなったんや。完全全自動で最適化してくれるのは賢すぎる!

【実走検証】50Aモデルの爆発力!約700Wで急速充電

配線作業(8sq→14sqへ交換)を終え、いざ実走テストへ! エンジンをかけると、アプリ上の数値がぐんぐん上がっていきます。

  • 充電電流: 49.23A (ほぼスペック通りの50A!)
  • 充電電力: 約680W

旧型30Aモデルの約1.5倍以上のスピードで電気が溜まっていきます。 これなら、200Ah(約2500Wh)の巨大なリチウムイオンバッテリーでも、空の状態から約4〜5時間の走行で満充電にできる計算です。

連泊旅や、電気をたくさん使う冬の車中泊において、この回復速度は最強の武器になります。

まとめ:今から買うなら間違いなく「新型(G6)」一択!

今回の載せ替え検証で、Renogyの新型走行充電器(G6)は、単なる容量アップだけでなく、使い勝手と効率が劇的に向上していることがわかりました。

Renogy 新型走行充電器(G6)を選ぶべき理由
  1. ソーラー入力50V対応:大型パネルも直結OK!システムがシンプルに。
  2. 賢い電流制御:天候に関わらず、常に最速で充電してくれる。
  3. 圧倒的パワー:50Aモデルなら、短時間の移動でもガッツリ回復。

↓動画では、配線の太さを変更する作業の様子や、新旧の挙動の違いを動画で詳しく解説してるで!↓

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今回の記事、読んでくれてありがとうな! サブバッテリーや走行充電器についてもっと比較したい人は、こっちの記事も必見やで!

今後も「でっきんの車中泊ライフ」をどうぞよろしくお願いいたします!

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