前回の記事では、イワタニのポータブルガスストーブ『マイ暖』が、密閉された車内で使っても一酸化炭素濃度が上がらないという、驚きの安全性を検証しました。
しかし、いくら安全でも、肝心の**「暖かさ」はどうなのか? 特に、暖房器具の真価が問われる「極寒の地」**で、本当に頼りになる存在なのでしょうか。
今回は、冬にはスキー場となる標高約800mの兵庫県・鉢伏高原を舞台に、『マイ暖』がどれだけの暖房性能を持っているのか、リアルな車中泊を通して徹底的に検証します。
- 標高800mの夜、リアルな車内温度の変化
- 『マイ暖』を使った効果的な車内の温め方
- FFヒーター無しで快適に就寝するための必須アイテム
- 冬の朝、冷え切った車内を素早く快適にする方法
検証の舞台は「標高800m」の鉢伏高原!
今回の車中泊イベントの舞台は、冬は一面の銀世界となる鉢伏高原。 日中は過ごしやすい気候でも、夜になれば気温は一気に急降下します。まさに、暖房器具の性能を試すには絶好のロケーションです。

夕方5時過ぎには、気温はすでに10℃。 これから夜が深まるにつれて、どこまで冷え込むのでしょうか。
【夜の部】外気温6℃!冷え切った車内を『マイ暖』で温める
宴もたけなわ、夜8時。 いよいよ車内に戻り、就寝準備を開始します。気になる車内の温度は…わずか6℃! 吐く息も白くなるほどの寒さです。

この極寒の空間が、『マイ暖』によってどれだけ快適になるのか。 早速、点火して検証スタートです!
【衝撃】わずか40分で、車内は春の陽気に!
僕は一度車外に出て、約40分後に車内に戻りました。 すると…
「あっ、あったかい…!全然ちゃうやん!」
恐る恐る温度計を見てみると、なんと**15.4℃**まで上昇! たった40分で、気温が約10℃も上がりました。

これはマジですごいわ…。外の寒さが嘘みたいに、車内はTシャツでも過ごせるくらいの快適な空間になっとった。FFヒーターが無くても、これなら余裕で冬を越せるで!
就寝時は「合わせ技」で朝までポカポカ
前回の記事でも解説した通り、就寝時にガスストーブをつけっぱなしにするのは絶対にNGです。
車内が十分に暖まったことを確認して『マイ暖』を消火。 その後は、冬の車中泊のもう一つの相棒**「電気式湯たんぽ」**を布団の中に入れて、朝までぐっすり眠ります。


【朝の部】外気温5℃!キンキンに冷えた朝も怖くない
翌朝6時。 車内の温度は**5℃**まで下がっていました。布団の中は湯たんぽのおかげで暖かいですが、一歩外に出ると身が凍える寒さです。

しかし、ここでも『マイ暖』が大活躍。 着替える前や、朝のコーヒーを飲む前に、サッと点火。
再び検証!30分で何度まで上がる?
お風呂に入っている間、約30分間だけ『マイ暖』を稼働させてみました。 結果は…15℃!
朝の冷え切った車内も、わずか30分で10℃も暖めてくれました。 これなら、寒い冬の朝でも、ストレスなく着替えや朝食の準備ができます。

まとめ:『マイ暖』は、冬の車中泊を「点」で支える最強の暖房器具
今回の検証で、イワタニ『マイ暖』が標高800mの極寒環境でも、十分すぎるほどの暖房性能を持っていることが証明されました。
『マイ暖』の賢い使い方 |
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① 就寝前に30分〜1時間稼働させ、車内全体を暖める |
② 寝る時は必ず消火し、電気毛布や湯たんぽに切り替える |
③ 起床後、着替えや朝食の準備の際に再び稼働させ、活動空間を暖める |

FFヒーターのような大掛かりな設備がなくても、この『マイ暖』と少しの工夫があれば、冬の車中泊は誰でも快適に楽しむことができます。 ぜひ、あなたの冬の旅の相棒に加えてみてはいかがでしょうか。
↓動画では、標高800mのリアルな寒さや、車内が暖まっていく様子を臨場感たっぷりにお届けしてるで!↓
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今回の記事、読んでくれてありがとうな! 冬の車中泊は暖房も大事やけど、電気の確保も同じくらい重要やで!合わせて読んでみてな!
今後も「でっきんの車中泊ライフ」をどうぞよろしくお願いいたします!