うだるような暑さが続く、日本の夏。 「エアコンなしの車中泊なんて、考えただけでも汗が出る…」 そう思うのが普通ですよね。
しかし、本当にそうでしょうか? 今回は、あえて全てのクーラーを車から降ろし、ルーフテントと扇風機だけを相棒に、真夏の道の駅で一晩過ごすという、ちょっと無謀なチャレンジ車中泊を敢行してきました。
果たして、寝苦しい地獄の夜が待っているのか、それとも意外な快適空間が広がっているのか…? リアルな気温の変化と共に、その一部始終をレポートします。
- クーラーなしでのルーフテント泊のリアルな体感
- 夜間から早朝にかけてのテント内・車外の温度変化
- 夏の車上泊を快適にする「風の抜け」の重要性
- 道の駅でルーフテントを使う際の注意点
今回のチャレンジ概要
今回のチャレンジは、あくまで「検証」が目的なので、いくつかのルールを設けています。
- 場所: 兵庫県西脇市「道の駅 北はりまエコミュージアム」
- 就寝場所: 車内ではなく、アルファードの上のルーフテント
- 装備: クーラーは一切使用せず、扇風機2台のみ
- ルール: 道の駅の営業終了後に駐車し、早朝に完全撤収。他の利用者の迷惑にならないよう最大限配慮する。
いざ、道の駅へ!設営と夜の始まり
仕事終わり、温泉で汗を流してから道の駅に到着したのは夜7時半頃。 早速、他の車の迷惑にならない駐車場の隅で、ルーフテントを設営します。

20:00 | テント内の気温は28.7℃
設営を終え、テント内へ。 温度計を見ると、テント内・車外ともに28.7℃。日中の熱がまだ残っており、少し蒸しっとした空気です。
しかし、このルーフテントの真価はここからでした。
ルーフテントは四方の窓を全開にできるから、風の抜けが半端やないねん!地面からの放射熱も受けにくいし、扇風機で空気を循環させてやれば、想像以上に快適な空間が生まれるんよ。
扇風機2台を稼働させると、テント内を心地よい風が吹き抜けていきます。 「あれ…?これ、意外といけるんちゃうか?」 正直、この時点でそう感じました。
その時テント内で活躍した2つの扇風機を紹介します!


実録】熱帯夜のリアルな気温変化と体感
21:00 | 気温27℃。風が気持ちいい
夜9時。気温は**27℃**まで下がりました。 一人で広々と使うテント内は、まるで秘密基地。風通しが良いため、不快な湿気は感じません。 正直、めちゃくちゃ快適です。


21:30 | 就寝
周りも静かなので、早めに就寝することに。 扇風機を回したまま、おやすみなさい…。

【衝撃の朝】クーラーなしの結末は…
5:00 | 寒くて目が覚める!?
そして翌朝。
「さ、寒い…!」
なんと、寒さで目が覚めました。 温度計を見ると、テント内・車外ともに23℃!

夜中に寒くて扇風機を止め、窓も少し閉めたほどです。 あれだけ心配していた熱帯夜はどこへやら。想像とは真逆の、**「快適すぎる朝」**を迎えることができました。
まとめ:夏の車上泊、クーラーなしは「アリ」か?
今回のチャレンジでわかった結論は、**「条件さえ揃えば、クーラーなしの車上泊は十分に可能であり、むしろ快適ですらある」**ということです。
成功の要因 | 今後の課題 |
---|---|
① ルーフテントの圧倒的な風通し | 8月のピーク時でも通用するか? |
② 地面からの放射熱を受けない | 複数人で寝た場合の体温上昇 |
③ 扇風機による強制的な空気循環 | 風のない蒸し暑い夜への対策 |
④ 比較的標高のある場所選び | 都市部や平地での再現性 |
もちろん、これは8月の猛暑日ではなく、風もそれなりにあったという好条件が重なった結果です。 しかし、「夏の車中泊=エアコン必須」という固定観念を覆す、大きな発見があったことは間違いありません。
↓動画では、道の駅の様子やテント内のリアルな雰囲気をより詳しくお届けしてるで!↓
【あわせて読みたい】 ※ルーフテントのメリット・デメリットを詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ↓
皆さんも、場所と天候を選べば、エアコンに頼らない自然な車中泊が楽しめるかもしれません。 ぜひ、この記事を参考に、自分なりの夏の快適スタイルを見つけてみてください。
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今回の記事、読んでくれてありがとうな!
でっきんの車中泊ライフでは、他にも夏の車中泊を快適にする情報をたくさん発信してるから、ぜひチェックしてみてや!
今後も「でっきんの車中泊ライフ」をどうぞよろしくお願いいたします!